内容説明
1152年、秋に起こったミッドナイト率いる“斧の軍”による叛乱…。危機を乗り越えたガードたちだったが、やがて季節は冬となり、寒気と氷雪に覆われたマウス領は深刻な食糧・物資不足に直面していた。この苦境を乗り越えるため、サクソン、ケンズィ、リアム、セディそしてケラナウは、外交使節として雪に覆われたマウス領を行くことになった。この機会に領内の各居住地との連携を密にし、結束をより確かなものにしようというのだ。しかし、過酷な冬の旅路は、たとえマウスガードといえども生還の保証はない。はたしてガードたちの運命は…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kasukade
3
ガンバの冒険 騎士道版って感じか?ガンバの冒険が7人の侍が下敷きだとしたらこのマウスガードは三銃士が元ネタなのかな?なかなか面白いけど僕はメチャクチャ面白いまでいけなかった。子供向けじゃない大人の絵本2015/12/05
ara_shinya
2
マウスガードの2冊目。読み手であるコチラが慣れたのか、1冊目よりキャラクターの識別率が上がってサクサク読めた。邦訳は取りあえずここまでらしいのだけど是非続きが読みたいですねえ。2015/12/06
じぇろポーta
2
師から弟子へ受け継がれる遺志。虎視眈々と報復の時を狙ってそうなイタチ族の影が…。完全にドラゴンみたいな扱いのミミズクとの戦闘が格好いい。2015/10/01
おりひら
1
1152年秋に続けて読み終えました。今回も面白かったです。 前巻もですが、ネズミたちの生活の様子や、その天敵への対処なども面白いです。彼らマウスガードは、決して不可思議な力を持つわけでないので、いかに無用な戦闘を避けるか。戦うにしても無謀な戦いでなく・・・。いや、意外に力任せかな?w 続刊も楽しみです。2016/09/19