ボツ―『少年ジャンプ』伝説の編集長の“嫌われる”仕事術

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ボツ―『少年ジャンプ』伝説の編集長の“嫌われる”仕事術

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  • サイズ 46判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796874472
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『ドラゴンボール』生みの親にして、『少年ジャンプ』伝説の編集長が
「メガヒット連発」の仕事術を語る!

漫画からアニメ、ゲームまで、関わるものすべてを特大のヒットに変えた編集者、鳥嶋和彦。
担当もしくは関わった作品には、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』をはじめ、『電影少女』『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』、そして『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』など、さらにはゲームでも『ドラゴンクエスト』『クロノ・トリガー』と抜群の人気タイトルが並ぶ。

これらはいったい、どのようにして生まれたのか?

本書では全編にわたって、伝説と呼ばれる驚愕のエピソードが展開! 
デビュー前の鳥山明に500枚ものダメ出し、役員に土下座を要求、アニメ番組のプロデューサーを解任……。
はたして真相は? 容赦ない仕事ぶりの真意に迫る。

全エピソードにここ40年間の超人気作が続々と登場。
『ジャンプ』を夢中になって読んでいたすべての元少年たちに贈る、劇薬の仕事本である。 

巻末には、とっておきの袋とじを収録!
超ヒットメーカーが「キミを変えるかもしれない」極意を、こそっと語ります。
読了のお楽しみに!


<おもな内容>
★メガヒットを生む「仕事のしかた」を公開
伝説と呼ばれたエピソードの真相と真意は?

●連載はまだ! 鳥山明に500枚ものボツを出し続けた。
●『ドラクエⅢ』攻略本の大詰めで。役員に土下座を要求した。
●アニメ『ドラゴンボール』に怒りMAX! テレビ番組のプロデューサーを解任。
●アニメ番組を早々に打ち切った代理店は、『ジャンプ』編集部に出禁。
●「締め切りに絶対遅れるな!」すべての連載作家の自宅へ、編集長が家庭訪問。
●ヒットの出せない編集者は、他部署へ異動。


★超人気作の知られざる舞台裏を公開
プレッシャーと失敗……地獄の中からヒットは生まれた!

●『ドラゴンボール』の人気が急降下! 立て直しの秘策から生まれた「天下一武闘会」。
●上司の「『ドラクエ』は『ジャンプ』の売り上げに貢献していない」のひと言にブチ切れ。ゲームから生まれた超レアな漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。
●番組プロデューサーを解任。生まれ変わったアニメ『ドラゴンボールZ』で視聴率回復!
●『ONE PIECE』は生まれなかったかもしれない!? 4時間越えの会議で決断された奇跡の連載決定。
●前編集長が進めていた新企画をすべて中止! 作家におわび行脚。そこから『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』『遊☆戯☆王』『ヒカルの碁』などが誕生!

内容説明

「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」超人気作は地獄のなかで生み出された!『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』『ONE PIECE』『遊☆戯☆王』『ドラゴンクエスト』『クロノ・トリガー』。

目次

第1章 『ドラゴンボール』は、どのようにして誕生したのですか?(ボツを500枚出すということ;漫画を知らない編集者と漫画を読まない漫画家;なぜ鳥山明に「才能があると思った」のか? ほか)
第2章 『Dr.スランプ』のアニメ化は、なぜ失敗なのですか?(『ジャンプ』編集部はアニメ化に反対だった;会社より漫画家のために働きたかった;『アラレちゃん』は大失敗だった ほか)
第3章 『ONE PIECE』の連載に、なぜ反対したのですか?(『ONE PIECE』が会議で3度も落ちた理由;「僕が担当なら連載に至らなかったかも」;『ONE PIECE』の連載を決断した理由 ほか)

著者等紹介

鳥嶋和彦[トリシマカズヒコ]
1976年、集英社に入社。創刊8年目の『週刊少年ジャンプ』編集部に配属される。鳥山明、桂正和、稲田浩司など人気漫画家を発掘育成。漫画だけでなく、アニメ、ゲームに深く関わり『ジャンプ』のメディアミックス展開を精力的に推し進める。1993年にゲーム情報誌『Vジャンプ』を立ち上げて編集長に就任、1996年には『週刊少年ジャンプ』6代目編集長を務める。以後、集英社全雑誌の責任者の専務取締役に。その後、白泉社の社長、会長を歴任。漫画業界の立役者として知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

23
話している内容は過去の対談やインタビュー記事と共通している物も多いが新たに知る新事実やエピソードも多かった。鳥山先生関連だと見出した経緯やDr.スランプ、ドラゴンボールの誕生秘話は知られているが鳥山先生が長者番付トップに乗った日がよりにもよって自身の結婚式の前日で鳥嶋氏が単身必死こいてマスコミ対応に追われたり、連載疲れで車に乗ってる際に信号機の色が分からなくなる程ヤバい時あった先生のエピソードとかは初耳。そのキャラクター性はとやかく言われがちな鳥嶋氏であるが鳥山先生とは最強のタッグであったのは間違いない。2025/05/27

とも

17
伝説の編集者&編集長Dr.マシリトこと鳥嶋和彦氏による仕事論。インタビュー形式。「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」を世に出した功績は大きい。この方の舵取りあらばこそ。そしてそれを支える方法論が強い。ここまで覚悟と見通しを立てて臨むものか。 youtubeでも氏のインタビュー動画は見れるが、文で読むと新鮮。これは読むべき本。2025/06/09

hnzwd

14
伝説の編集者である鳥嶋和彦が語る仕事についての本。話自体は既に様々なメディアで語られているものが多いですが、より会話に近い形で語り直しされている、という印象です。前例踏襲が一番、という評価軸を壊しにいくから、軋轢が生じてるけど、それを気にしない精神性なんだろうな。。憧れはするものの、素人が参考にしたら大火傷しそう。編集者は会社員、漫画家はビジネスパートナーなんだから、長くやれるように漫画で食えるようにしてあげない、という発想はいいなあ。雑誌に載せてあげる、って価値観からはコペルニクス的転回。2025/06/08

えすてい

12
本書はヒット作を目指す漫画家志望者への指南書だと読むと的外れ。全てマシリトへのインタビュー形式で綴られている「編集者論」である。それは終始ジャンプ編集部に対しての厳しい目線である。会社や雑誌のヒット・売上に縛られる編集者はダメであり、作家に対してリスペクトを持ち最後まで責任を持てるかが編集者の覚悟である。従ってマシリトは会社目線ではなく少年読者の立場で漫画を捉える。だが少年読者の減ったジャンプの今、ワンピにも鬼滅にも厳しい指摘。それを今の編集部は受け止められるか?袋とじの中身はなんだ、それか、という結論。2025/05/26

purupuru555

9
軽い気持ちで読み始めたけど、仕事に対する姿勢を色々と考えさせられた。すべてをマネできる訳ではないし、すべてをマネする必要もないし、マネしたくない箇所も少なくないけど。Dr.スランプのアニメを小学生の頃に見ていた世代としては、あのアニメに対する評価は意外だった。あと、ワンピースや鬼滅の刃に対する評価も…いや、こちらは何となくそんな感じはしてたけど。Dr.マシリトやマトリフはともかく、ピッコロまでこの人がモデルだったってのは知らなかった。あと、フリーザや魔人ブウも編集者がモデルだったってことも。2025/06/01

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