出版社内容情報
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太古の時代、神のような1体の“初めの竜”が存在した。
「始祖の銀竜」である。
当時、繁栄を極めた世界宗派である「竜信仰」はその「銀竜」を崇拝したものであり、世界中に平和をもたらした。
「始祖の銀竜」の時代の後、世界には バランスを保つ3体の竜が出現した。
3つの大国「ウェルド(高地の国)」「アルジョン(銀鉱山の国)」「ミーア(海の国)」がそれぞれのドラゴンを所有し、その強大な力ゆえに、世界の均衡は保たれていた。
長らく大きな戦はなく、人々の食糧は豊かで、世界は色彩にあふれていた。
しかし、ある時、ミーアのドラゴンが突然“失われ”、世界の状況は一変する……。
―本編より
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数々の傑作ビデオゲームや映像作品にたずさわってきた超実力派コンセプトデザイナーによる、待望の初作品集。
世界じゅうを虜にする圧倒的な画力とイマジネーション。
「ダークファンタジーの巨匠」とも呼ばれる著者が8年間構築し続けてきた作品群は、オリジナルの物語とイラストによる中世ヨーロッパファンタジー。
世界に均衡と混沌をもたらした「竜信仰の伝承」
新世界の到来を告げる白鯨の伝承「神の使者」
太古に栄華を極めた「いにしえの王族の世界」
まるで神話のごとく、いくつもの時代を流れる壮大な物語をベースにした人気イラストシリーズ全3篇を収録。
山奥にそびえ立つ古城のような大聖堂、
神と崇められる銀色の体表をもつ竜、
朱の甲冑をまとい巨大な剣を差す闇の騎士……
闇と光で構成されたその独自世界は、緻密にして荘厳。超絶のリアリティ。
神や王といったキャラクター造形、衣装の装飾、巨大建造物のデザインなど、あらゆる描写が細部にまで精緻を極める。
「精巧」「美麗」「神秘」とSNS上で話題のイラスト群がついに物語としてつなぎ合わされ、新たな神話がここに誕生する!
内容説明
天を衝くような大聖堂、神と崇められる銀の竜、朱の甲冑をまとう謎の騎士―闇と光が紡ぐ荘厳な絵物語が誕生。大ヒットRPGを手がける超実力派、初作品集!
目次
第1章 竜信仰の伝承
第2章 神の使者
第3章 いにしえの王族の世界
第4章 異世界へのいざない
第5章 世界観解剖図
第6章 神の使者の最期
著者等紹介
gehnゲーン TSUTOMU KITAZAWA[GEHNゲーン TSUTOMU KITAZAWA]
CM制作会社、ゲーム開発会社を経てフリーランスのコンセプトデザイナーに転向。ゲームや映像、遊技機のコンセプトデザインの仕事を中心に活動する。2015年に合同会社ゲーングラフィックスを設立。これまでにカードゲーム『レジェンドオブモンスターズ』、小説『混沌の惑星』シリーズ、『ELDEN RING』『Bloodborne』など多くの作品制作に関わる。イタリアで行われる世界最高峰の国際的デザインアワード「A’Design Award & Competition 2021」にてブロンズ賞を受賞。そのほか、国内外での受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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読書家さん#Ov47TP
弐拾七式(ななしき)
natsugiriYu