出版社内容情報
あるときは、大きなしろくまと。
あるときは、ライオンの親子や、目つきの悪い黒猫、小さなパンダたちと。
一緒にお茶を飲み、水たまりを眺め、電車に乗る。
彼らと過ごすありふれた日常。
特別ではない日々の、だけど、かけがえのない時間。
そんな日常の1シーンが、56の小さな物語として綴られる。
「涙が止まらない」「そっと胸に沁みる」とSNSで話題、個展も大盛況のイラスト群が、
ついに書籍化。
全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集。
内容説明
心に沁みるイラストと描き下ろしショートコミックで綴る、ささやかな日常の物語。ここは、私の居場所。失敗したときも、不安なときも。いつだって、やさしい彼らがそばにいてくれた―。透明水彩画で描く、特別でない日々の大切な時間。「泣けてくる」と話題のイラストレーター本格作品集。
目次
僕らの旅路の話をしよう
第1章 きみの話を聞かせて
第2章 僕は僕のままで
第3章 大好きなひととき
第4章 さびしかったんだ
第5章 きみと一緒に
著者等紹介
しろさめ[シロサメ]
武蔵野美術大学油絵学科卒業後、イラストレーターとして活動中。ホッキョクグマの絵は2018年から描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫陽花と雨
14
柔らかくて優しい絵、そして言葉たち。何よりその世界にストーリーがほんわか浮かんでくる。やさしい動物たちが寄り添ってくれる、このやさしい世界に癒しをもらえる作品集。みんなの表情や、細かな描写も良いのだけれど、月明かりとか、雨の日とか、夕暮れ時とか、背景から差し込む光の表現がまた素敵です。こんな絵が世界が描ける、しろさめさん尊敬。2023/12/17
鬼頭雄輝
1
ひたすら心が穏やかになる1冊。 荒んだ気分の時にどうぞ。2024/07/07
必殺!パート仕事人
1
動物、リアルなのにちゃんと感情がわかる。うまいなぁ。2024/02/02
たなか
1
あたたかい。知らない間に泣いてた。自分が生きていることを肯定してくれるような本。買ってよかった。2023/12/17
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