ＳｈｏＰｒｏ ｂｏｏｋｓ ヒット・ガール

ミラー，マーク【作】〈Ｍｉｌｌａｒ，Ｍａｒｋ〉/ロミータ，Ｊｒ．，ジョン【画】〈Ｒｏｍｉｔａ，Ｊｒ．，Ｊｏｈｎ〉/光岡 三ツ子【訳】

小学館集英社プロダクション（2014/04発売）

• サイズ B5判／ページ数 118p／高さ 26cm
• 商品コード 9784796871969
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

内容説明

スーパーヒーローの父“ビッグダディ”に仕込まれた数々の必殺術を使いこなし、あらゆる悪党を葬っていく“ヒットガール”ことミンディ・マクレイディ。だが、そんな彼女でさえも持てあます強敵がいた。彼女の通う学校でヒエラルキー上位を占める同級生の女子たちだ。ママと義理のパパと一緒に“普通の生活”を送ろうとするミンディは、新米スーパーヒーローの“キックアス”とある取引をすることにした。キック・アスを一人前のヒーローに鍛える代わりに、学校になじめるよう“普通の女の子”らしさを教えてもらうのだ。だが、新たなボスが率いるマフィア団が、再び街に影を落とし始め―？

著者等紹介

ミラー，マーク［ミラー，マーク］ ［Ｍｉｌｌａｒ，Ｍａｒｋ］
イギリス・スコットランド出身のライター。ＤＣコミックスの『スワンプシング』でコミック業界に本格デビュー。２１世紀における最もメジャーなアメコミ作家の一人。現在はオリジナル作品をコンスタントに発表する傍ら、スコットランド政府の映画アドバイザー、ＴＶ制作会社ミラーワールド・プロダクションズの最高経営責任者、およびＦＯＸ製作のマーベル映画のクリエイティブ・コンサルタントとしても活躍している

ロミータ，Ｊｒ．，ジョン［ロミータ，ＪＲ．，ジョン］ ［Ｒｏｍｉｔａ，Ｊｒ．，Ｊｏｈｎ］
アメリカ・ニューヨーク出身のアーティスト。マーベルの伝説的アーティストであった父親の足跡を辿ってアーティストの仕事に就き、自らも不動の人気を誇るアーティストとなる

光岡三ツ子［ミツオカミツコ］
翻訳家、ライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほしけも]

バイオレンスもコミックからの引用もワクワクするようなオタクワールド。命をかけた同人活動といえるかも。普通になりたいヒットガール。絶対無理だけど普通のクソビッチを力で捩じ伏せて居場所を勝ち取る。あと普通を習う相手を間違えてるよ!

2014/04/24

[kasukade]

全然ヒットガールは普通にはなれないし普通の感覚も理解出来ないのが悲しい。それは育ての親の幻を見てまで自身に殺人許可をだしてしまうほど悪を殺すことにしか楽しみを抱けない悲しいアサシンとして描かれます。内容はキックアス同様面白かったんだけど、ヒットガールがこれから天誅ヒーローとしてしかどうやって幕引きするのか楽しみにする反面、幸せな結末は来ないんじゃないかなという不安もあります。人殺しすぎ。日本でいうと「あずみ」っぽいんで余計に不安だなあ。人殺しの快楽でなく人としての幸せを知って欲しいキャラクター。

2014/05/18

[杉浦印字]

ヒットガール本人の気のもちようはさておき、様々な問題が根本的にはなにひとつ解決してないのがひどい（すごい）。クリスのアホっぷりにはアホすぎて少し同情。彼とキックアスは「環境が逆なら立場も逆だった」正統派ヒーローvsヴィランの関係にあるのに、とても正統派に見えない。

2014/06/09

[F4ふぁんとむ]

しまった。読む順番間違えた。キック･アス2の前に読むべきだった。ヒット･ガールは狂ってしまったんですな。キック･アス1を読んだ時は、あまりそういう感じは受けなかったのだが、本作と2を読むと、あまりのシリアスさにぞっとする。次作はいったいどうなるんだろう？

2015/02/08

[Ryoichi Endo]

いいですな。ストーリーラインは映画と同じようなもんだけど、陰と陽はっきり使い分けられてる。2も早く読もう。

2014/08/22