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バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー

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  • サイズ B5判/ページ数 275p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784796871310
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

Copyright (C) 2012 DC COMICS. All Rights Reserved.

バットマン史に刻まれた最大の悲劇……
二代目ロビンの死を描いた名作がいま甦る!

二代目ロビンとの別れと三代目ロビンとの出会いを描いた
エピソードを収録したバットマン・クラシック名作選!

バットマンの相棒である二代目ロビン(ジェイソン・トッド)の死を描いた表題作「バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー」と、その後、ティム・ドレイクという少年が三代目ロビンになるまでを描いた「バットマン:ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング」の二篇を収録。なかでも二代目ロビンが非業の死を遂げる表題作は、アメコミファンの間でも語り継がれるほどのエピソードのひとつです。二代目ロビンの死に絡む宿敵ジョーカー、そして三代目ロビン誕生のカギを握るトゥーフェイスなど映画でもお馴染みのヴィランがバットマンとロビンをどう苦しめていくのか……。二人の絆の深さを知ることができる名作中の名作です。

【著者プロフィール】
●ジム・スターリン…コミック・ライター。バットマン作品を多く手掛ける。●マーブ・ウルフマン…コミック・ライター、作家、脚本家。●ジム・アパロ…アーティスト。2005年逝去。●ジョージ・ペレス…アーティスト。代表作は『クライシス・オン・インフィニット・アース』。

内容説明

二代目ロビンのジェイソン・トッドは中東のどこかにいる母親を捜すため、単身で旅に出た。だが、そこに待ち受けていたのは突然の死と悲劇の真実だった―バットマンは彼を救うことができなかったのか…。バットマン史に残る悲劇を描いた「デス・イン・ザ・ファミリー」。この悲劇によって、バットマンはその後何年も苦しみ続けることになる。コミックファンの心にも深く刻み込まれ、ベストセラーになった20年以上前の名作がいまここに甦る。表題作のほか、三代目ロビンとなる少年ティム・ドレイクが初めてロビンのコスチュームを着て活躍する「ロンリー・プレイス・オブ・ダイイング」も同時収録。両作品とも1980年代後半に発表されたバットマン史における欠かせないエピソードである。

著者等紹介

スターリン,ジム[スターリン,ジム][Starlin,Jim]
コミック・ライター、コミック・アーティスト。同人誌で創作活動を続けた後、1972年に『アメイジング・スパイダーマン』(マーベル・コミックス)に参加。初期の頃にはヴィラン「サノス」を生み出した。1982年に発表したマーベル・グラフィックノベルの『デス・オブ・キャプテン・マーベル』で高い評価を受ける。1980年代後半からはDCコミックスでも活躍し、バットマン作品を数多く手掛けた

ウルフマン,マーブ[ウルフマン,マーブ][Wolfman,Marv]
コミック・ライター。ライター歴30年以上の大御所ライター。DCコミックスではグリーンランタン、初代ティーン・タイタンズ、マーベル・コミックスではファンタスティック・フォー、スパイダーマンといったヒーローたちを手掛けてきた。吸血鬼ハンター「ブレイド」のクリエイターでもあり、コミック作品だけでなく、小説、ドラマ、アニメの脚本なども書いている

ペレス,ジョージ[ペレス,ジョージ][P´erez,George]
コミック・アーティスト、コミック・ライター。1973年にプロ活動を開始。マーベル・コミックスでペンシラーとして活躍した後、1980年にDCコミックスに移籍。ライターのマーブ・ウルフマンとともに『ニューティーン・タイタンズ』を担当した後、大作『クライシス・オン・インフィニット・アース』を手掛ける。現在は『スーパーマン』の脚本を担当している

アパロ,ジム[アパロ,ジム][Aparo,Jim]
コミック・アーティスト。独学で絵の描き方を学び、1960年代から1970年代に大活躍したアーティストの一人。『バットマン』『アクアマン』『スペクター』といった数多くのDCコミックス作品を手掛けた。2005年7月19日に逝去(享年72歳)

グラメット,トム[グラメット,トム][Grummett,Tom]
コミック・アーティスト、ペンシラー。代表作は『ニュータイタンズ』『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』(DCコミックス)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

砂糖と塩

4
二代目ロビンの死を描いた表題作が壮絶。某国がモロに悪の巣窟として描かれているところに、時代を感じます。昔の作品の上、結末が分かっているにもかかわらず、クライマックスの緊張感は凄かったです。二代目が当時不人気で、読者の投票によって生死が決定したことは聞いてましたが…このエピソードを見る限り、彼はただ不器用なだけで、肉親の愛情に焦がれる一途な少年でした。//三代目ロビンのオリジンを描いたもう一本の話も面白かったです。R.I.Pではしっかり相棒している三代目も、この時点ではヒーローに憧れる少年って感じですねー。2012/10/15

ななはち

3
バットマンの重要なエピソード。二代目ロビンに興味を持った時にあらすじを聞いてしまってる人が多いと思います。ジェイソン・トッドが物語の山場を作るために窮地に陥らされ、そこから抜け出すには読者の助けを借りなくてはいけないという参加型企画の為につくられた話。私も最初から投票するならどちらか?といった観点で読みすすめましたが、自分勝手で献身的で優しくて乱暴で自立心に溢れてるのになお親の庇護を求めて止まないジェイソンは年頃のただの少年でした。悲劇的結末の方が話的に完成されてるという一部の風潮には辟易します。2012/09/27

真田ピロシキ

2
思い出した。読者投票でロビンをキル!というのがまず最低であるが、もっと酷いのはその後日譚。下手人のジョーカーをスーパーマンと共にシメに行ったらイランのホメイニ師が外交官としてジョーカーを保護してました。外交官特権で手を出せませ〜ん。スーパーマンいるのに?敵とみなした"未開"の反米国家にはこんな扱いで十分よ!俺たちは正義ジャスティスリーグ国家だから!これがアメリカ。そして浅はかなリベラルオタクが必死こいて優位を主張しているアメコミの"政治性"だ。こんなのあらゆる漫画の中でも底辺だわ2025/02/06

garth

2
あらためて読み直したが、某国の某指導者様が出てくる展開には笑ったな~ アメコミって本当に乱暴やね。2013/01/02

tt23836148

1
ロビンがジョーカーに殺される、そんな触れ込みのタイトルの本書だが、本質はそこでは無い。本質はバットマンにとってロビンとはどういう存在なのか?ひいてはバットマンとはどういう存在、象徴なのかという事を、ロビンの死と新たなロビンの登場、元ロビンのナイトウイングの登場により、再定義している点にあると思う。再定義とまではいかなくてもそれを描いているのは事実だと思う。なのでバットマン&ロビンという当たり前の存在に意味を付与してくれた、再定義してくれたのがこの作品であり、それは貴重なものであるというのが感想だ。2022/01/24

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