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スーパーゴッズ―アメリカン・コミックスの超神たち

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  • サイズ B6判/ページ数 619p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796871150
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あなたの知らない歴史がここにある……。
70年以上の歴史を持つアメコミを知る最適な書!

現役のトップライターが綴るアメリカン・コミックス解体新書!
“スーパーマン”から“キック・アス”まで全網羅!!

『ダークナイト ライジング』や『アベンジャーズ』などアメコミ映画が立て続けに公開される昨今、アメコミのスーパーヒーロー達は世界のエンターテインメントの一角を占めているといっても過言ではありません。そのスーパーヒーロー達が育った75年にも及ぶコミックスの歴史を現役コミック・ライターであるグラント・モリソンが独自の視点で魅力を解き明かしたのが本書です。“スーパーマン”“バットマン”“X‐MEN”“スパイダーマン”などの有名アメコミヒーローから、一大ムーブメントになった“キック・アス”やカルト的人気を誇るキャラクターまでを網羅した本格アメコミ・ヒストリー、日本初邦訳です。

【著者プロフィール
●グラント・モリソン…[作]1960年生まれ。コミック・ライター。アイズナー賞受賞作家。1978年コミック業界デビュー。1986年、英コミック誌『2000A.D.』に連載された『ゼニス』シリーズが好評を博し、その後担当した『アニマルマン』や『ドゥーム・パトロール』等のシリーズで脚光を浴びた。以来、名実共に現在のアメコミを代表するライターの一人となる。代表作は『バットマン:アーカム・アサイラム 完全版』『バットマン・アンド・サン』『WE3 ウィ―スリー』(以上、小社刊)のほか、アイズナー賞に輝いた『セブン・ソルジャーズ』『オールスター・スーパーマン』などがある。●中沢俊介[訳]…主な訳書に『マイティ・ソー:アスガルドの伝説』(小社刊)など多数。

内容説明

コミック・ライターとして業界の第一線で活躍するグラント・モリソンが綴るスーパーヒーローの歴史。「スーパーマン」「バットマン」「スパイダーマン」「アベンジャーズ」「X‐MEN」などの有名キャラクターから一大ムーブメントを起こした「ウォッチメン」「キック・アス」までを網羅した本格アメコミ・ヒストリー、初邦訳。

目次

第1部 ゴールデン・エイジ(太陽の神と闇の騎士―スーパーマンとバットマンの誕生;閃光の申し子たち―サブマリナー、フラッシュ、そしてキャプテン・マーベル ほか)
第2部 シルバー・エイジ(セラピーを受けるスーパーマン―スーパーマンとバットマンの五〇年代;科学と閃光―フラッシュ復活 ほか)
第3部 ダーク・エイジ(輝ける陽光、漆黒の闇―スーパーヒーロー・コミックの七〇年代;恐れられ、誤解されて―X‐MEN、そしてアラン・ムーアの台頭 ほか)
第4部 ルネッサンスP・405(筋肉男の謎―カトマンズ体験を超えて;真実、正義、そしてアメリカ万歳!―ヒーロー・コミックの再生。マーク・ウェイドとアレックス・ロス ほか)

著者等紹介

モリソン,グラント[モリソン,グラント] [Morrison,Grant]
作家、コミック・ライター。1960年生まれ。スコットランドのグラスゴー出身。アメリカン・コミックス界を代表する現役コミック・ライターの一人で、デビュー以来、様々なジャンルの作品を発表し、売上と評価の両面において成功を収め、アイズナー賞、ハーベイ賞、イーグル賞といったコミック賞を軒並み受賞している

中沢俊介[ナカザワシュンスケ]
翻訳家、まんが編集者。1974年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

24
アメコミスーパーヒーロー史+現役アメコミ原作者の自叙伝。主にDCコミックで活動している事もあって、スーパーマンやバットマンの記述が多め。時代と情勢と商売に左右されるヒーロー像と著者自身の目指す前者とは一致しないヒーロー像追う構成で、とにかく進む(前へとは限らない)姿勢は恐れ入るばかり。著者が幼い頃に現実世界の恐怖から仮想の超人物語が救ってくれた話は考えさせられるし、ラリまくったり魔術や女装に没頭して弾ける話は、こういう人じゃないと精神病みまくった『アーカム・アサイラム』は書けないよなーと感心したりも。2016/11/05

garth

9
アラン・ムーアに対する評が、偉人である父親に認めてもらいたいのにまともに相手にしてもらえなくて拗ねている子供の繰り言のようにしか読めない件(笑)。自伝パートがはじまる以前の歴史については抜群なんだけどな。2013/04/06

daiyuuki

6
スーパーマンとバットマンが誕生したゴールデン・エイジから、フランク・ミラーのバットマン・ダークナイト リターンズ、アラン・ムーアのウォッチメンが脳天気なスーパーヒーロー像をぶち壊しリアリティのある人間性や葛藤を掘り下げた新たなスーパーヒーロー像を作り出したダークエイジ、マークミラーのオーソリティ、ウォンテッド、キックアスで新たな等身大のスーパーヒーロー像を作り出した現在までを、政府による表現規制と作り手側がどう戦ってきたか、世界を守り人間にとって大事な価値観を呼び覚ますスーパーヒーロー像を守りつつ時代と共2013/03/25

すけきよ

4
コミック・ライター、グラント・モリソンによる、ヒーロー物に特化したアメコミ史。DC中心になってるけど、ただでさえアメコミ解説本の訳は少ない上に、スーパーヒーローものというのは貴重。さらに、作者が現役ライター及びイギリス出身なので、視点もユニーク。ムアコックやバラードのニュー・ウェーブに言及されていたり、中でもアラン・ムーア及び『ウォッチメン』に対するツンデレ史観が面白い(笑)好きでも嫌いでも、やはり無視できない存在なのね。2013/03/28

IMY

3
発売日に買ったのに残り1/3を残して1年以上空けてしまいましたがようやく読了。むしろ残り1/3の方が馴染みのある部分だったので読みやすかったのに。。。読み始めた当時はあまり触れたことのなかった作者グラント・モリソンですが、彼の手がけたバットマンを読むにつれ、この本の語り口や方向性とバットマンでのストーリー、ディティール、やり口が自分の中でどんどん一致していき、これが作家性なのかと一人で納得していました。確かにアクの強い作風だと思いますが、一本筋の通った作家だと感じた次第。2014/11/03

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