内容説明
グラント・モリソンによる新“バットマン・サーガ”第一部最終章!第一弾『バットマン・アンド・サン』から張り巡らされた伏線の数々が明らかになる!はたして闇の騎士を待ち受けるものは、生か死か。バットマン史に一石を投じた必読の書!『バットマン:ブラックグローブ』に引き続き、本作を創作する上で下地となった50~60年代の物語『バットマン:黒の事件簿』から5篇を同時収録。
著者等紹介
モリソン,グラント[モリソン,グラント][Morrison,Grant]
ライター。1960年生まれ。スコットランドのグラスゴー出身。20年以上にわたりDCコミックスの作品群を担当するベテラン・ライター
ダニエル,トニー・S.[ダニエル,トニーS.][Daniel,Tony S.]
アーティスト、ライター。1993年に発表したコミコ・コミックスの『エレメンタルズ』でコミック業界デビュー。以降、マーベル・コミックスの『X‐フォース』、イメージ・コミックスの『スポーン:ブラッドフュード』などを手掛けた
高木亮[タカギアキラ]
翻訳家。1967年生まれ。三重県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garth
3
ついにブルース・ウェイン死す!なのだが…結局リーフで死と再生とかやろうとしても無理!というか、どんなに頑張ってもフランク・ミラーが蛮勇をふるってやってしまったことには叶わないというのを証明してしまった。ただしバットマイトの使い方だけは吉。バットマンに残された唯一の正気がバットマイトってうますぎる。2012/06/14
杉浦印字
3
数十年前の過去作まで伏線にしてしまう物語のアクロバット。ドミノ倒しのようなラストも鮮やかだが、ここまでして続刊未定とはヒドいなあ。2012/06/04
Kazunori Yuki
2
『ブラック・グローブ』と同じく過去の作品からの引用エピソードが多いんだけど、話がだんだんこんがらがってくる上に後半は『ファイナル・クライシス』絡みになってきて、どういう展開で進んでるのか理解できない。他作品とのクロスオーバーはアメコミの魅力ではあるので、『ファイナル・クライシス』を読めばわかるというのであればもちろん購入したい。が、現状ほぼ入手不可能で事実上読めない状況になっている事を踏まえれば、この作品に手を出す意味があったのかどうか、悩ましく思う。2023/10/08
リチャード
1
グラント・モリソンによるバットマンサーガ第1部完。幻想色が強め&肝心な部分はファイナルクライシスで描かれてるってことでかなり話がわかりづらいけど面白かった。黒の事件簿のぶっ飛びっぷりは相変わらず凄まじい(褒めてます)。2015/08/07
えんじ
1
バットマンとその息子についてのエピソードのラストに当たりますが、単独でも読めます。後ろには昔のバットマンも収録されており、それがどのように今回のバットマンへとアレンジされたかも察することが出来ます。大変 お買い得な一冊で、久々にバットマンの絶体絶命のピンチが見れます。新しいバットマンコスチュームも出てきますが、これが従来とは違う新しいもので、お買い得 といったのにはこのようなこともあります。怪奇と幻想の色合いも濃く、楽しめました。2014/03/06