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ジョーカー

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 27cm
  • 商品コード 9784796870870
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

ついにアーカム・アサイラムを出所したジョーカー。ゴッサムシティに戦慄が走る時、狂気と混沌に満ちた復讐劇が幕を開ける…。衝撃のクライム・ノワール、初邦訳でついに登場。

著者等紹介

アザレロ,ブライアン[アザレロ,ブライアン][Azzarello,Brian]
1990年代半ばにコミックライターとしてデビュー。コミック情報誌『Wizard』が選んだ人気脚本家ベスト10の一人であり、『Entertainment Weekly』、『GEAR』、『Chicago Tribune』など多くの雑誌や新聞でも紹介されている、今もっとも注目すべきコミックライターの一人

ベルメホ,リー[ベルメホ,リー][Bermejo,Lee]
1997年、19歳でコミックアーティストとしてデビュー

高木亮[タカギアキラ]
1967年生まれ。三重県出身。1997年にアメコミ情報サイト「I web you」を立ち上げる。2001年に「アメコミくえすと」を開設し、「I web you」のコンテンツを吸収して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

57
悪と狂気は何と我々を魅了するのだろうか。バットマンといえばジョーカー、ジョーカーといえばバットマンであるが、本書は丸々一冊ジョーカーの活躍が楽しめる。アーカム・アサイラムから出所したジョーカーが再び地固めをしていく様をチンピラの目線から眺める構図。その為ピカレスクやノワールとしての一面が強く、狂気自体は控えめ。と最初はは思っていたけど……。あとジョーカーの構図が兎に角格好いい。登場する出所のシーンは言うに及ばず、ラストに至るまで言う事無し。あ、それと本書のジョーカーは『ダークナイト』風の装いでありました。2017/12/14

vaudou

11
ジョーカーというヴィランの親玉。ここにまた新たな悪の肖像、エクストリームな暴力の権化が誕生した。アサイラムを真っ当に(!)出所した本書のジョーカーは、ゴッサムの路上からバンバカ人を殺めて成り上がるギャングスタだ。手下から仰ぎ見るジョーカーという構図が功を奏してか、真意の読めなさがスリリングで、とことん怪物じみている。そしてそれは対になるあの人も同じ。ラストのページでバットマンとジョーカー、二人の姿がコマを占領し、配色がマントの黒と赤い血だけの配色に変わっていく場面は象徴的だ。2017/12/07

ビッチュウ

6
傑作でした。アーカムから出てきたバットマンの宿敵・ジョーカーをとあるチンピラがあやかろうと迎えにいき、シマを食い荒らした奴らに報復する様を追いかける物語。小悪党のチンピラからみたジョーカーの恐ろしさが垣間見える本作。表紙の迫力そのままに悪党が悪党を喰らうストーリーが進みます。不気味な存在というよりも悪党のボスとしての風格が強く、そういう意味での化け物感は少な目。むしろ、最後に数ページと少ない台詞だが、異様さを持ったバットマンの化け物感が際立っており、まさに一般目線でみたバットマンVSジョーカーを楽しめる。2015/05/16

NOB@つんどく

6
アーカム・アサイラムから出所してきたジョーカーのカットがカッコ良すぎて失禁ものですよ。というか正統派なノワールものでびっくりしました。まさかバットマン(しかもジョーカーメイン)でこンな話が読めるとは・・・2011/04/03

ist

5
本編とはまったく別のこれ一本だけのオリジナルかな。普段とは違うジョーカー。少し物分かりがよい。絵描きのアーティスト、リー・ベルメホがコミックの中でできる最上の映像を再現しているが、どちらがどう作業をしているかはわからんが、インカーとカラリストもいい仕事をしている。使っているのは淡い色なのに、ショッキングな絵になっていて、ハードボイルドな物語に説得力を与えている。2014/01/18

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