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内容説明
ドゥルーズ‐ガタリ『千のプラトー』に共振する建築家の思索。ポストモダンと脱構築を超えた地平に拡がる21世紀の思想と芸術とは。みずからの体験から確認した“個空間”を基軸とする身体観と世界観とを呈示して探る空間表象の現在。
目次
1 漂流する身体・つきまとう空間―“ホムンクルスの行方不明”と“イメージとしての真理”(身体は空間を取り寄せる;ヒトは死ぬまで動き続け、止まることはない。静止体ではなく運動体としての身体;脳と皮膚―身体と空間の境界としての皮膚 ほか)
2 20世紀の身体表象―舞踊・映像・小説(舞踊の身体と空間;映像―カメラ・アイに人格はあるか;小説家の身体・小説の空間―作中人物の身体と空間)
3 身体そして建築・都市(モラリストの憂鬱・我侭な身体;ジェネリック・シティ;単位・比例・尺度 ほか)
著者等紹介
小宮山昭[コミヤマアキラ]
1943年生。1967年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1967~72年(株)日建設計勤務。1972~74年フランス政府給費留学生。1974年エコール・デ・ボザール(フランス国立美術大学)及びパリ大学都市計画学科修士課程修了。1974~76年ピアノ・アンド・ロジャース勤務(ポンピドー・センター設計スタッフ)。1976年より建築設計・都市計画コンサルタント事務所主宰。早稲田大学、武蔵野美術大学、神奈川大学、放送大学、モントリオール大学など国内外の大学の講師を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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