目次
第1章 ファンダムの解剖学
第2章 「愛」か「純粋な憎しみ」か―基底主義的セクト主義と移行的コスモポリタニズム
第3章 「フィーニアン・バースタード」―エスノグラフィーの「ナーヴァス・システム」
第4章 「このアタッキング・プレーだ!」―セルティック・ファンダムにみるサッカー美学とディアスポラ的想像力との節合
第5章 セクト主義人種差別の位相
第6章 アイデンティティ、儀礼、都市神話
第7章 誰の偏見に抗するのか―「オールド・ファーム」における人種差別と「白人性」
著者等紹介
小笠原博毅[オガサワラヒロキ]
1968年生。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。早稲田大学政治経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス校社会学部博士課程修了。社会学Ph.D。スポーツやメディアにおける人種差別と人種的思考を主な研究テーマに据え、カルチュラル・スタディーズの視座から近代思想や現代文化を考え、論じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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