憂鬱なる漱石

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  • サイズ B6判/ページ数 508p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796703598
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1095

内容説明

日本の近代が抱え込んだ「憂鬱なる孤独」に、心身を賭して向き合った漱石。その苦闘の軌跡を、『三四郎』から『明暗』まで八つの作品を対象にして読み解く。没後百年を経たいまなお、われわれを惹きつけてやまない漱石の魅力の源泉に迫る。「思想」としての漱石論の決定版。

目次

はじめに 思想としてのメランコリー
第1章 トライアングル・モデル―『三四郎』
第2章 転調する内省―『それから』
第3章 自意識か悟道か―『門』
第4章 内向的人間の成立―『彼岸過迄』
第5章 現実を失う過敏―『行人』
第6章 告白と負い目―『こころ』
第7章 演出される自己―『道草』
第8章 関係が関係する―『明暗』

著者等紹介

小林敏明[コバヤシトシアキ]
1948年、岐阜県生まれ。1996年、ベルリン自由大学学位取得。ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、2015年までライプツィヒ大学東アジア研究所教授。専攻は、哲学、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

88
漱石を読み解くうえでの手がかりとなる1冊だと思いました。取り上げられている参考文献などから、漱石は神経質で憂鬱な気質の持ち主であったことが伺えます。文学と共に、精神理学の側面からも漱石像を見ている視点は漱石研究における新たな研究要素を投げかけたのではないでしょうか。主に後期の重めの作品を分析対象にしているため、本来の漱石の姿により近い研究成果を出していると思われます。2016/11/22

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