カルチュラル・ポリティクス 1960/70

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カルチュラル・ポリティクス 1960/70

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784796702690
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C1036

内容説明

戦後日本の思想史・文化史・生活史を空前の政治的季節である“1960/70”に照準して解読する―住むこと・ウーマンリブ・学生運動・あさま山荘事件・日本キリスト教・マンガ・現代思想・大阪万博・沖縄復帰・水俣病―「戦後」から「消費社会」への転換期の過酷な状況が生み出した切実なテーマをめぐって、“わたし”と“メディア”と“国土”が激しく揺れ動き、「理論/実践」という二分法と格闘する「思想」が真のリアリティを持っていた時代の風景を「“60/70”を知らない子どもたち」があざやかに描き直す。

目次

1 日常性・私・他者(日常生活批判の六〇/七〇年代;リブ前夜の倉橋由美子―女性身体をめぐる政治;大学紛争下、古井由吉の〈試行〉―極私と公共性、二極のリアル;宗教/批判の系譜―吉本隆明・田川建三・柄谷行人)
2 メディア・サブカルチャー・知(あさま山荘事件と「戦争」の変容―「メディア論」の現代史のために;読者共同体の想像/創造―あるいは、「ぼくらのマンガ」の起源について;盛り場の知・学校の知―安原顕の現代思想の七〇年代)
3 国土の弁証法(消失する万博・消費される問い―一九七〇年、大阪万博について;「復帰」をめぐる企て―「沖縄病」に表れた沖縄受容の作法;石牟礼道子と水俣―ゆらぐ〈共同体〉像)
終章 OVERVIEW 六〇/七〇の文化政治学―三つの問題系

著者等紹介

北田暁大[キタダアキヒロ]
1971年神奈川県生まれ。東京大学大学院情報学環助教授。専攻は理論社会学、メディア史

野上元[ノガミゲン]
1971年生まれ。日本女子大学人間社会学部助手

水溜真由美[ミズタマリマユミ]
北海道大学大学院文学研究科助教授。日本思想史。現在、『サークル村』の運動を中心に、高度成長期における対抗的運動・思想の可能性を検討している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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msykst

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かなり豊富な具体例を見ることによって60~70年代に何があったのかを。個々の具体例を抽象化する作業がなされている訳ではなく、且つ明確な枠組みが共有されている訳でもないけれども、意外にも散逸していないイメージが立ち上がる。おそらく最後の北田論文がそれをやろうとしてるんだろうけど、ほぼ改題に終始している感。ただ、個々の改題でも定着のためには超ありがたい。2009/09/26

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