内容説明
20世紀初頭南太平洋ニューカレドニア島に宣教師として赴いた著者は当時植民地化され崩壊寸前のカナク人社会を救済すべく奮闘すると共に、彼らが生きてきた《神話的世界》の解体と再生の体験を深い共感をもって描き出し、「ド・カモ(本当の人間)」の意味に鋭く迫る。
目次
第1章 内なる言葉
第2章 身体の概念
第3章 生者と死者
第4章 文化層の神話語学検証
第5章 情緒的生とトーテミスム
第6章 時間
第7章 社会と祭壇
第8章 首長制の類型と神話的形
第9章 言葉
第10章 構築する言葉
第11章 メラネシア世界における人格の構造
第12章 神話
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