内容説明
地震とは異なる噴火で生き残るための方法とは?噴火対策に必要な防災用具チェックリストを掲載。2つの“Xデー”シナリオとは?話題のロングセラー『富士山大噴火!不気味な5つの兆候』第2弾。
目次
第1章 噴火を始めた富士山(東日本大地震後に起きた異変;富士山は2015年までに噴火する ほか)
第2章 富士山噴火2つのシナリオ(次の富士山噴火は「貞観型」?;性質が異なる「貞観型」と「宝永型」 ほか)
第3章 甚大な被害をもたらす富士山噴火(問題が多い「富士山ハザードマップ」;貞観噴火は「想定外」? ほか)
第4章 富士山噴火にはこうして備えよ(噴火は長期戦との覚悟が必要;火口からの距離で噴火対策は異なる ほか)
著者等紹介
木村政昭[キムラマサアキ]
海洋地震学者。1940年、神奈川県に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て70年、通産省(現・経産省)入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在、琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火を予知、95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている
山村武彦[ヤマムラタケヒコ]
防災アドバイザー。1943年、東京都に生まれる。64年、学生時代に遭遇した新潟地震でのボランティア活動を契機に防災システム研究所を設立する。以降、現場主義を掲げ、地震・津波・竜巻・噴火・土砂災害・テロ・事故など内外150カ所以上の災害現地調査を実施。95年の阪神・淡路大震災発生時は、2時間後に現地入りし救助・調査活動にあたった。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火、2000年の有珠山噴火など、噴火災害の現地調査も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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