出版社内容情報
南町奉行所の門前で水茶屋を営む甚太郎とおちよの夫婦に息子が生まれた。又兵衛が名付け親となり、小太郎と命名された赤子だが、ある日忽然とすがたを消してしまう。折しも市井では幼子の神隠しがつづき、〝姑獲鳥〟の仕業だとの噂が囁かれるが、又兵衛は小太郎を捜すうちに〝姑獲鳥〟の真の正体を知ることになる──。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十二弾!
【目次】
内容説明
南町奉行所の門前で水茶屋を営む甚太郎とおちよの夫婦に息子が生まれた。又兵衛が名付け親となり、小太郎と命名された赤子だが、ある日忽然とすがたを消してしまう。折しも市井では幼子の神隠しがつづき、“姑獲鳥”の仕業だとの噂が囁かれるが、又兵衛は小太郎を捜すうちに“姑獲鳥”の真の正体を知ることになる―。怒りに月代朱に染めて、許せぬ悪を影裁き。時代小説界の至宝坂岡真が贈る、令和最強の時代シリーズ第十二弾!
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。四季折々の江戸の情緒と人情の機微を、繊細な筆致で綴る時代小説には定評がある。本シリーズと「鬼役」「鬼役伝」シリーズで第11回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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