関西電力「反原発町長」暗殺指令

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796688697
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0095

内容説明

14基の原発が立ち並ぶ福井県・若狭湾沿岸の“原発銀座”。関西電力の高浜原子力発電所で異常な出来事が起こっていた。獰猛な“原発警備犬”が、犯罪の凶器に使われようとしたのだ。国内初の「プルサーマル」に固執する“高浜原発の天皇”。ことごとく“天皇”に反発する地元高浜町の町長…。「喉元を犬にくいちぎらせたれや」襲撃を命じられた警備会社幹部が町長を追尾する…。電力会社の異常な地元対策を描く大型告発ノンフィクション。

目次

第1章 発端―原発警備犬(異端の警備;ちょっと面白い話があるんや ほか)
第2章 核心―町長暗殺指令(「信じられへんでしょうが、ホントの話です」;標的は“チョウチョウ”? ほか)
第3章 迷宮―原発のある町(命を狙われた町長を訪ねて;プルサーマルの是非を問う住民投票 ほか)
第4章 逮捕―隠微な黒幕(一年越しのスクープ;産経記者の奇妙な動き ほか)

著者等紹介

齊藤真[サイトウマコト]
ジャーナリスト。週刊誌記者を経て、フリーランスに。齊藤寅の筆名での著作もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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テクパパザンビア

23
面白かった。でも少し期待はずれ。関西電力と原子力、高浜町、森山元助役。何もない訳がない。臭いものには蓋を閉めろってか⁉︎2020/05/22

チェアー

11
詰めの甘いノンフィクンション。ほとんど裏が取れていなくて、客観的な証拠もない話ばかり。一方の側の証言と自分の取材した「感触」だけで書いている。これでは「敵」を安心させてしまうだけだと思うが。2020/03/07

ophiuchi

8
とんでもない話だが、ほとんど話題になっていないのは著者の力不足ゆえだと思った。町長を取材するまでに話を聞いてから1年もかかっているし、心象を綴った文章が多く、調査も不十分で真相に迫ろうという姿勢に乏しい。告発者が実名や顔写真まで出したのに人選を誤ったようで残念。2012/07/31

Hiroki Nishizumi

6
ネタは面白そうだけど、いかんせん中身が無さすぎ。2019/12/10

みのにゃー

6
先日、新聞の広告に載っていたので気になって購入。この本が世に出たのが2011年。その時はさほど話題にならなかったけど、関電と森山元助役のことがニュースになって、今が売れ時とばかりに重版がかかったか。本に森山氏のことは出てくるが、「地元で原発に関わっている者で知らない人はモグリ」「同和の実力者」くらい。原発がうまくいけば良かったんだけど、どうにも無理があることが関電の原発関係者にはわからなかったのが悲劇。内容の半分は著者の冒険(?)記。2019/10/25

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