内容説明
世界で始まった原発利権との攻防。
目次
第1章 イタリアが報じた脱原発
第2章 ドイツが報じた脱原発
第3章 アメリカが報じた脱原発
第4章 台湾が報じた脱原発
第5章 韓国が報じた脱原発
第6章 中国が報じた脱原発
第7章 ロシア・東欧が報じた脱原発
第8章 EU諸国が報じた脱原発
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
福島の原発事故によって,原発の安全神話は完全に崩壊した.それによって不安を覚えたのは日本国民だけではない.世界的に原発に対する国民の視線は厳しい物になってきている.どのように報道されるかについては,それぞれの国ごと,そしてそこで敷かれている電力政策ごとに違いはある.それでも,本当に原発以外の道はないのかが議論されるようになってきている.2012/03/08
壱萬参仟縁
0
最も目を引いたのは、第2章ドイツ。ドイツは、すでに環境保全の先進国にして、EU経済も牽引してきた経緯がある。しかも、労働時間も短い。今回は、福島をフクシマは私たちの問題である、として、対岸の火事ではなく、他山の石としたところに、彼らの先進世界の先導者たる存在価値を見いだせる。2012/04/15
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