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松下政経塾憂論

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796687713
  • NDC分類 310.77
  • Cコード C0033

内容説明

松下政経塾出身の首相が誕生し、「松下政経塾」が話題になっている。政経塾は何を教え、塾生はどのような生活をしているのか。―松下幸之助の側近と政経塾出身者が語る、真の松下政経塾論。

目次

第1章 松下政経塾とは何か
第2章 松下政経塾の日常
第3章 松下政経塾の歴史
第4章 松下幸之助の理想と誤算
第5章 松下政経塾の政治家たち
第6章 なぜ実行力がないのか

著者等紹介

江口克彦[エグチカツヒコ]
1940年、愛知県生まれ。参議院議員(比例代表選出)、みんなの党最高顧問。法政大学客員教授、地域主権型道州制国民協議会会長。慶應義塾大学法学部卒業後、松下電器産業へ入社。67年にPHP総合研究所へ異動。秘書室長、専務取締役、副所長などを経て、2004年に社長就任。09年に退任後、10年より現職。松下電器産業時代を含め、松下幸之助のもとで23年間、側近として過ごす。松下幸之助に関する多数の著作があり、松下幸之助哲学の継承者、伝承者と評されている

東海由紀子[トウカイユキコ]
1968年、滋賀県生まれ。昭和女子大学客員教授。東京大学医科学研究所客員研究員、イナモリフェロー。ボストン大学大学院修了(ブロードキャスト・ジャーナリズム専攻)。NHKスポーツキャスター、松下政経塾(23期生・途中退塾)、ジョージ・ワシントン大学客員研究員、UPSジャパン(株)政府渉外担当本部長、日本GE(株)渉外部長を経て、2010年参議院議員選挙で自民党から東京選挙区に立候補。その後、外資系金融機関勤務を経て、11年11月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古本虫がさまよう

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江口氏は松下幸之助氏の元側近で、政経塾開設にも関与し、野田首相の面接試験にも臨んだことがある人で、「みんなの党」の国会議員(参議院議員)として、野田政権の増税路線を批判している。東海氏は、元塾生(23期生)。途中退塾したが、先の参議院選挙(東京地方区)で立候補(自民党・落選)した体験もあるという。両者が意見を交換し、その主張を東海氏がおおむねまとめたものが本書である。帰国子女ということもあってか、塾生の英語力の低さにも警鐘をならしてい る。2017/10/06

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サクッと読みやすい内容。その分、政経塾の内情や個々の人物について、そこまで深く掘り下げているわけではない。しかし、松下幸之助健在時に養殖されたはずのどじょう宰相も政治屋に成り果て、政経塾自体も当初の理念から遠く離れたものとなってしまった今、著者の言う通り、政経塾は役目を終えたと潰した方がいいように思う。帯文句にもあるが、まさに松下幸之助が天国で泣いてるぜ、と。2012/06/02

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