内容説明
ラジオから火がつき、話題曲となった「トイレの神様」。家族を深く愛しながらもうまく伝えられない、という思いを歌ったこの曲は、「聴く人誰もが泣ける曲」として世代を超えて多くの人に愛され、ロングセラーに。本書は、曲が生まれた背景や祖母との心温まるエピソードなどを歌手・植村花菜自らが素直な筆致で綴った自伝的エッセイ。文庫書き下ろし最新エッセイ「『トイレの神様』が教えてくれたこと」も収録。
目次
拝啓 トイレの女神様
第1章 トイレの女神様
第2章 サウンド・オブ・ミュージック
第3章 シンデレラガール?
第4章 大好きだったおばあちゃんとの別れ
第5章 ココロの花を咲かそう
第6章 『トイレの神様』誕生
拝啓 おばあちゃん
文庫版書き下ろしエッセイ トイレの神様が教えてくれたこと
著者等紹介
植村花菜[ウエムラカナ]
1983年1月4日、兵庫県川西市生まれ。19歳よりストリートで音楽活動を始め、2002年「ザ・ストリートミュージシャン・オーディション’02」グランプリに。2005年5月にシングル『大切な人』でキングレコードからメジャーデビュー。2010年3月に発表したアルバム『わたしのかけらたち』の収録曲「トイレの神様」が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京 遊
5
親しみのわく三拍子のこの本のタイトルと同名の曲を初めて聴いた時、102歳で大往生した祖母のことを思い出し、情景を重ねてこころが震えた。祖母も「お手洗いだからこそ いつ入っても快い場所にしておく」と言っていた。 多くの人々を感動させた理由がこの本を読んで更に深まり著者の素直さがまっすぐ刺さり余韻が残る。2022/03/30
桜📕のベルズ
3
私も過去にこの曲を聴いたことがありますが、この歌が生まれた経緯を知ることが出来ました。また、著者の真っ直ぐな言葉で綴られているため、一つひとつの言葉が心に残り、沢山のことを学ぶことが出来ました。とても読みやすい作品です。2018/06/12
ENE@受験生になりました
3
お父さんにかりて読みました。泣けちゃいます。2014/08/08
bookworm1963
1
2010年に表題曲の大ヒットで名を馳せた植村花菜の自伝エッセイ。おばあちゃんのこと、家族のこと、恋人たち、2002年ストリートシンガーから始めた歌手になる夢の軌跡。植村さんも一発屋と揶揄され、芸能人との交際で叩かれながらも逞しく2013に年結婚し今は1児のママです。2016/07/05
Takazumi Kato
0
歌は好きですが・・・2012/11/07
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