- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > このライトノベルがすごい!文庫
内容説明
おれはマウス。第一夫人・ネーネ(義理姉)、第二夫人・マコチン(暴力カッパ)、大三夫人・キンバ(金髪ゴスロリ13歳)を2Kで養い中。って、いいのか法治国家!舐められすぎじゃないの!とか言ってる場合じゃねー。ヘロイン10キロとキンバの命、オレがカタつけないといけなさそうだ。いきなり銃撃されるし、くそったれは動き悪いし、ふざけんなっ!―衝撃の1巻からジャンクな愛の物語は加速、今度はクレイジーパーティだ。
著者等紹介
大間九郎[オオマクロウ]
『ファンダ・メンダ・マウス』で第1回「このライトノベルがすごい!」大賞栗山千明賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
8
1巻に比べ読みやすくなったと感じたが、キャラや設定(あるいは作者?)に慣れた事からくる単なる錯覚かもしれない。文体も相変わらずで、ラノベにあるまじきハードさがある。オチは分かりやすいラノベ的だが。2017/06/17
ユウ@八戸
5
なんかうっかりイイ話なんだよなぁ…。新キャラキンバちゃんと、美月ちゃんが幸せになるための話。第一夫人と第二夫人はちょっとお休み。ぶっ飛んでて人間くさくてゲスかったりなんだりでまさにクレイジーパーチーな内容なんですが、読み終わったらよかったね、って気分になる不思議。是非幸せに暮らしてってください、美月ちゃん。2013/02/15
優紀
5
不条理が蔓延り、不浄な者が跋扈する裏の社会で今日も純情な少年少女が甚振られる。「足掻け。泥沼から這い出して見せろ。不条理な運命に唾吐いて見せろ。」コンロンさんまじかっけーっす!この世界観好きだったのでもっと色々楽しみたかったがまぁ、もうマウスのハーレムも限界ですよね(´∀`;)部屋のスペース的にw新作のオカルトリックが気になるがTwitterの発言から先行きが不安です…。2012/06/28
メロ
3
権力や復讐に溺れ慣れてしまうと、愛がとても怖く感じてしまう。 王とは奴隷である。力がありすぎてしまうから。 読み終えて、重い話だが重く感じさせず、むしろ爽快感さえあるものだった。2012/03/30
真林
3
独特な文体が変わらず作品全体をぶっ飛んだテンションにしてくれちゃってて、かなり私好み。ヘロインに華僑、暴力表現上等と、重い方向に流れがちのはずだけど、なんかすっきりする。新キャラばっかで、ネーネとかマコチンとかほとんど出てなかったけど、それもいいかなって。新キャラ良かったし。くそったれにマジイキさせられるリオ君がやばいです2012/03/20