台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史 (増補新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 568p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130301800
  • NDC分類 312.224
  • Cコード C3031

出版社内容情報

台湾はどこから来て,どこへ行くのか? アジアの要衝として日・米・中のあいだで揺れ続けた歴史を振り返り,さらに2008年総統選を踏まえて未来の方向性をも指し示す.「中華民国台湾化」の視角から,自らのアイデンティティと政治主体の変化に着目して構造変動を描いた通史の決定版.「「中華民国在台湾」から「中華民国台湾」へ――中国の影響力メカニズムと中華民国台湾化の現在」を補論として増補する.

内容説明

「中華民国在台湾」から「中華民国台湾」へ。“アジアの要衝”台湾の政治ドラマを描き、新体制の未来を示した通史の決定版。激動の戦後史を描く。

目次

現代台湾政治への視座
第1部 前提・初期条件・起動 一九四五‐一九八七年(多重族群社会としての台湾―歴史的前提;戦後台湾国家と多重族群社会の再編―初期条件;不条理の亢進と体制手直し―起動過程)
第2部 中華民国台湾化の展開 一九八八‐二〇〇八年(民主体制の設置―「憲政改革」の第一段階;主権国家への指向と民主体制の苦悩―「憲政改革」の第二段階;ナショナリズム政党制の形成と展開;多文化主義の浮上;七二年体制の軋み)
中華民国台湾化と台湾海峡の平和

著者等紹介

若林正丈[ワカバヤシマサヒロ]
1949年長野県に生れる。1972年東京大学教養学部教養学科卒業。1985年東京大学博士(社会学)。1994年東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。1995年台湾・中央研究院民族学研究所客員研究員。2010年早稲田大学政治経済学術院教授・台湾研究所所長。現在、早稲田大学地域・地域間研究機構台湾研究所顧問、政治大学(台湾)兼任講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

21
戦後の台湾政治構造の変動を中華民国台湾化の概念に沿って著述。憲政改革と民主化により、中国国民党の公定中国ナショナリズムの国民統合理念としての権威が衰え、多文化主義的統合理念が基本国策の地位に上昇するなど、様々な変動プロセスが台湾の多重族群社会の再編をもたらしたことが見て取れる。外部過程としてのアメリカの冷戦戦略とその転換も台湾の位置づけに影響を与えてきた。台湾への武器売却に関するレーガンの覚書は大きなポイント。補論では、中国の影響力メカニズム増大の台湾政治へ作用の分析。全体的に濃厚な内容。2021/08/23

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