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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
12
宝島社のこのミス出身作家さん達による読み切り短編集。海堂さんを目玉にして、発表の場の少ないこのミス出身・新人に発表の場を…とのコンセプトの雑誌らしい。柚月さん今回の主人公は検事。優秀な検事とは…と言うテーマで実に見事に描いてくれました。これはシリーズ化、長編でも面白いと思います。中山さんは音楽ナシで、安楽椅子探偵ならぬ、車椅子に乗った要介護探偵が活躍するお話。こういったコミカルなキャラがお好きなのかしら…いっそミステリーから離れた青春ものなんて描いてもらいたい気もするのですが…続→2011/01/04
むつぞー
9
このミス大賞出身作家さんを中心とした雑誌スタイルの短篇集。既に出ている作品に関連する作品もあれば、全く違う作風にチャレンジもありで、なかなか面白かったです。できればもうちょっと長い話だといいのにと思う部分はありますが…。「相棒―劇場版Ⅱ―」公開記念のインタビューもあり。これはハセベバクシンオーさんつながりなのかしらね。2011/01/13
つらら@道東民
4
「鳥肌口碑Ⅱ」は、いつも通りでしたが、、、あとはう~ん、小粒な印象。ただこの価格でこれだけのボリュームの作品を読めるのは、お得な感じ。また企画して欲しいと思いました。2012/05/12
寧々子
3
10人の作家のうち7人がお初作家さんでしたが、密室だったりホラーだったりと色々な味付けのミステリーを楽しめました♪ 1番面白かったのは中山七里さんの『要介護探偵の冒険』です♪ 玄太郎の罵詈雑言でも筋は通っている暴言に大笑いしながら楽しませてもらいました♪ 海堂尊さんの『新説・リョーマ伝』縁起は。。。。金の不正受給疑惑の真相には驚かされたけどあのオチはぁ~2011/02/08
fengui
1
読んだことのない方たちがほとんどでしたがさすがの水準です。楽しめました。 「要介護探偵の冒険」は安楽探偵椅子ものとは似て非なるもので、主人公もアクが強すぎて楽しかったです。シリーズものなのかしら?シリーズものではなかったら是非してほしいです。 「冬の十字架」は難しい話ですね。主人公に幸多かれと願っています。 「おいしい話」は『うまい話には気をつけろ』ですね。2011/09/18