マイルス・オン・マイルス―マイルス・デイヴィスインタヴュー選集

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  • サイズ B6判/ページ数 494p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796676724
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

自らの音楽において常に進化を続けたマイルス・デイヴィス。生誕85周年、没後20周年の節目にあたり、人間マイルスとその音楽の変遷を時代とともに追う大インタヴュー集を刊行します。日本未発表の貴重な声も多く含まれ、音楽・人生・時代・社会に対する想いを語るおなじみ“マイルス節”のあいまには時折優しさがのぞくことも。“真実のマイルス”に、従来のファンは新しい驚きを覚えるでしょう。インタヴュー全28編、本文496ページ。

内容説明

生誕85年、没後20年―未来のサウンドを追い求め、つねに時代に先行したマイルス・ミュージック。マイルス自ら明らかにする、その前進と変化の軌跡!遺されたインタヴューを厳選編集。没後20年、もうひとつの『自叙伝』完成。

目次

1957年11月26日/ジョージ・アヴァキャン マイルス・デイヴィスによる自画像
1958年12月/ナット・ヘントフ マイルス・デイヴィスとの午後
1964年8月/ライオネル・オレイ マイルス・デイヴィス:勝者がすべてを独占する
1968年1月22日/アーサー・テイラー 俺には観客の手を握る必要がないのさ
1969年5月/ジョン・パルチェウスキー マイルス・デイヴィスという人物:生暖かい記憶
1969年/レス・トンプキンス レス・トンプキンスとの一問一答
1970年3月23日/ヒューバート・サール マイルス・オブ・ミュージック
1970年5月26日/アル・アロノヴィッツ 国宝
1970年9月/アル・アロノヴィッツ 色褪せた青い花
1971年11月27日/クリス・アルバートソン マイルス・デイヴィスの仮面を剥ぐ〔ほか〕

著者等紹介

メイハー,ポール[メイハー,ポール][Maher,Jr.,Paul]
編集者

ドーア,マイケル[ドーア,マイケル][Dorr,Michael K.]
詩人、脚本家、編集者として活動。出版社発行人を経て、版権代理業リットパブ・インクを創設

中山康樹[ナカヤマヤスキ]
音楽評論家。翻訳家

中山啓子[ナカヤマケイコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

50
ジャズの変革者マイルス・ディヴィス。同時代を並行した取材者たちによるインタビュアーが収録されているけど、これがめっぽう面白い。とにかく、70年代までのマイルスは取材者泣かせで、取材者のとまどいとかまでダイレクトに収録されている。でも、音楽に関しては彼は真実しか語っていないと思う。あまりにストレートに。2016/01/07

風眠

2
音楽ジャーナリスト、出版、レコードなどのメディア関係者が、マイルスに対して実施した貴重なインタビュー集、ほとんどが日本では未発表のものばかりだ。マイルスファンはもちろん、ジャズファンや音楽をやっているという人にも興味深い内容であると思う。あのレコーディングのときは、あの人があーでこーで的なジャズメン裏話も、その音源を聴いたことがあれば、なるほどねと納得したり思わず笑ってしまったり。ただ、マイルスを知るには本書だけでは断片的かと思う。「俺の音楽をジャズと呼ぶな!ただの音楽だ!」という言葉には激しく同意する。2012/03/14

Decoy

0
露悪的なところや、「ホントにそうなの?」というところも多い。マイルス本人の言葉を聞いても、マイルスの実像はつかめない・・・。2011/09/06

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