内容説明
日本を代表する家電、カメラなど超一流企業の社長を自宅に呼びつけた日本一のクレーマー。企業の在り方とは、クレームとは、そして正しい対応・処理とは。いま明かされる真実のドラマ。
目次
プロローグ 一人の消費者の静かな旅立ち
第1章 感謝状は語る
第2章 超絶的クレーマーの実像
第3章 直接対決
第4章 最強のクレーマーを分析すれば…
第5章 クレーマーとしての功績
著者等紹介
川田茂雄[カワダシゲオ]
1945年東京都生まれ。都立高校卒業後、大手カメラメーカーに入社。生産技術課、品質管理課、消費者相談室、各SC所長を歴任しクレーム対応の最前線で活躍。2002年に退職。クレーム処理関係の執筆活動を開始するとともに「クレーム処理研究会」を主宰する。全国各地で講演活動をする一方、保育士などの資格も持ち、「ピアノ・ギター弾き語りボランティア」など多彩な場で活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tam_tam
5
世直し爺さんタイプの人って確かにいますよね。貴重な意見でもあるんでしょうが、たいていは立場の弱い人相手に、自分の理論を披露したいだけの自己満足タイプ。本人は自分が正しいと信じて疑わないからたちが悪い・・。著者はもとより、この本にでてくる企業の対応は確かにすばらしいものだと感じますが、実際に対応してる当事者にとっては迷惑きわまりないものです。どんな立派な事を言う人でも、クレーマーはしょせんクレーマー。自分勝手な欲求を満たそうとする人たちを認めるべきではないと思います。2013/09/23
kabeo
2
暇だからという理由でクレームをつけられも困るが、水戸さんのような世直し爺さん型クレーマーが製品、サービス、品質を向上させているのも事実。それができる会社と認めたから水戸さんもクレームをつけていたんだろうな。2017/07/19
ozapin
2
クレーマーには法的根拠がありコンプレインには法的根拠がないのだという。高齢化社会で知的老人が増えていくことを考えるとこれからもっと大切にしないといけない存在になってくるのではないかという本。「永久保証」とうたうトランジスタが昔の広告文句にあったんだそうでずいぶんいい加減な表現が昔はまかり通ったのもわかり面白い2014/08/31
なむ
1
同じような事例に出会うことはあるのだが、ここまで理路整然とした人には出会ったことがなかった。だからこそ、付き合いずらかったりするのですが。2013/06/12
ハゼラン
0
tm。2014/08/12




