出版社内容情報
第6回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作、待望の文庫化! 元フレンチシェフが描いた魅惑のグルメ・ミステリー。
内容説明
結婚披露宴の翌日、神戸ポートタワーで刺殺体が発見された。被害者の勤務先が、料理評論家・中島の義理の息子・義明が社長を務める会社ということをつかんだ兵庫県警捜査第一課の刑事・青山。さらには義明が失踪していることを知った青山は、不審な業務用輸入食品に着目し、専門家の力を借りるべく「ビストロ・コウタ」を訪ねることになった。港町・神戸を舞台に新進気鋭の料理人が覗く、美食界の闇とは。
著者等紹介
拓未司[タクミツカサ]
1973年、岐阜県生まれ。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、神戸のフランス料理店に就職。その後様々な飲食業に従事。第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『禁断のパンダ』(宝島社)にて、2008年1月デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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