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宝島社文庫
パンデミック・アイ呪眼連鎖 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796673853
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

63
あれは本当に自殺だったのか?弁護士の伊崎は受刑者の自殺に疑問を覚えた遺族からの依頼で北見刑務所を訪れますが・・。第6回『このミステリーがすごい!』大賞 ・優秀賞受賞。ミステリーというよりもホラー小説でも読んでいるような錯覚を覚えました。平成20年の現在と明治時代の話が交互に描かれています。上巻の段階ではまだ全てのコマは出そろってはおらず、主人公らを襲った奇妙な症状とその原因になったであろう出来事がまだ結び付いてはいません。明治時代に一体何が起こったのか、下巻を読むのが楽しみです。★★★★2012/06/20

福猫

29
第6回のこのミス大賞らしいが、数年間積読状態。夏になったのでホラーな作品を…と、やっと着手してみる。先週読了した作品よりは世界に引き込まれる。明治維新の後の時代と言うのが浪漫を掻き立てるのか…。得体のしれない底の知れないものに襲われる、主人公の心理描写がひきつけるのか…。ただ…ちょっと『リング』の二番煎じ的な感覚は否めないかな~。取りあえず下巻に進む…。2013/07/25

きのこ

21
このミス大賞優秀賞。明治の所業に端を発する呪いが平成の世で伝染していくホラー。まだミステリー感はありません。ホラーです。下巻へ。2019/07/30

MarsAttacks!

14
上巻を読み終えました、怪異事件がおきその謎を解明していく現代パートと、その怪異事件の原因となる明治時代のパートが交互に描かれています。現代パートは良くあるホラー物のパターンかなと思いますが、明治時代のパートは北海道の裏の開拓史みたいで面白く、前に「博物館 網走監獄」に行った時の事を思い出しました。この二つのパートがどんな感じで融合していくのか楽しみです。2010/12/21

眠たい治療家

10
初めに物凄い惹きつけられて一気に半分以上は読んでしまった。あまりホラー作品は読まないが、これは惹きつけられた。現代と明治時代のシーンが交互に語られるのだが、明治時代の描写はすごく雰囲気があっていい。集治監(監獄)という特殊な環境で何が起こったのか。明治時代の政治犯が科せられた強制労働、そして鎖塚。本書を読むまでは、そんなことは考えたこともなかったし、知りもしなかった。ザワザワさせられて怖いので、早く続きを読んですっきりしなくては。第6回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞。2010/03/16

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