内容説明
北から南まで、約3000キロの弧状列島・ニッポン。その7割が森林である。亜寒帯から亜熱帯まで含み、しかも、かなりの部分が山だ。つまり緯度の差と高低の差がある。本書は、世界遺産となっている白神山地や屋久島を含めて15箇所の「樹をめぐる旅」。
目次
釧路湿原(北海道)―湿原に生きる哀愁のハンノキ
白神山地(青森県・秋田県)―人と森が共存してきた豊饒の森
奥入瀬渓流(青森県)―極上の渓流美に酔いしれる
尾瀬(群馬県・福島県)―光きらめく森と水を訪ねて
高尾山(東京都)―濃く深い自然が息づく天狗伝説の森
富士山(静岡県・山梨県)―知られざる富士山原始林の記憶
気比の松原(福井県)―消えゆく「白砂青松」を求めて
大台ケ原(奈良県・三重県)―照葉樹からブナ、トウヒの世界へ。多彩の森を行く
吉野山(奈良県)―ヤマザクラに日本の心を訪ねる
弥山原始林(広島県)―「神の島」に残る原始の森の不思議
立花山(福岡県)―都会の森にひそむクスノキの巨人たち
九重連山(大分県)―山を彩る桃色のじゅうたん
綾の森(宮崎県)―太古の面影を残す照葉樹の森
屋久島(鹿児島県)―原始の森と水の世界ひ浸る
西表島(沖縄県)―マングローブの楽園をゆく
著者等紹介
高橋秀樹[タカハシヒデキ]
1954年鹿児島県生まれ。旅やネイチャー雑誌の執筆活動を続けている。現在、静岡県富士市に在住し富士山の自然や歴史、暮らしなどをフィールドワークしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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