宝島sugoi文庫
新装版 公安警察スパイ養成所 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796672542
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0131

内容説明

公安警察の存在とその行動はいまだ謎だ。近づくことはおろか、知ることさえ許されない闇の組織の実態とは?本書は、現場で諜報活動を行なっていた元警部補が明かした出色の内幕レポートである。脅迫、住居侵入、盗聴など、あらゆる手法を使った諜報活動は、彼らにとって「英雄的行為」であり、「正義」であり、「法律」でさえあるのだ。一連の警察不祥事は氷山の一角にすぎないことを如実に示す一冊。

目次

第1章 警官になるまで
第2章 公安警察官の日々
第3章 スパイ養成所「中野学校」
第4章 秘密諜報員の生活
第5章 共産党防衛委員会
第6章 警察の裏側
第7章 さらば「桜」よ
第8章 A‐6の死

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

49
ベールに包まれた公安警察に所属していた著者による、スパイ学校の内情、スパイとしての接触方法など。恐ろしい…。2017/01/24

nobody

17
「公安警察はペテン師集団、偽善者集団であった」。日本社会はフィクションである。警察告発物を読む時ほど言論の無力を思い知らされる時はない。警察法は不偏不党、公正中立、憲法尊重を掲げている。その警察が思想・集会・結社・表現の自由、検閲の禁止を定めた憲法19・21条を侵し、職権濫用罪、家宅侵入罪、窃盗罪、器物損壊罪、通信妨害罪、電波法違反、公務員法違反、医師法違反、弁護士法違反、軽犯罪法違反、詐欺罪等々を犯して一切お咎めなし。ニセ領収書作りなど警察では当たり前。私は本気でこの国は北朝鮮と同レベルと看做している。2016/10/24

にゅ

2
昔読んだ本が出てきたので思い出レビュー。まぁ建前は法律だ憲法だ色々言ってるけど、実際こんくらいはやってるよね。と思った。ただ、情報源が自殺したりすると、結局自分ら組織にとっても痛手+外からのイメージも悪くなるだろうから、運用側は情報源の精神的なケアについても最大限注意を払わないといけないのではないか。ところで、たとえ離職後でも、警察がおそらく部外秘の内容を本に書いて大丈夫なのか?公務員関係の法律にそういうの禁止する内容あるけど…

まるきすと

2
公安警察が戦前の特高の流れをくんでいることが非常によくわかる。 その工作の仕方は非人間的であり、狡猾である。そして現在も民主的な運動を監視する役割を担っていることを思うと気持ち悪い。2011/11/14

yamikin

2
日本人は全員物心ついたら読むべき!!2006/07/17

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