感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
34
表紙やタイトルが可愛く、内容もそうか思って読んだら違っていた。 マナベはタケヲと別れてから、長年勤めていたバイトをクビになるなど自暴自棄な生活を送っていた。生活の為に大学の事務として再び働き出し、その職場で学生に間違われて声を掛けられ「メルヘンクラブ」に勧誘された。 マナベほど極端な人は少ないと思うが、恋の終わりはマナベのような一面を抱えてしまう事があるのかものかもしれない。そんなことを考えつつも、でもやはりちょっとこれは違うと思う!という想いにも囚われながら読んだ。 2013/06/05
さきこ
5
読み始めたときは、こんな読後感になるとはそれこそ夢にも思わなかった。ほんとに爽やかで優しい結末だと思う。マナベはかなり壊れてしまってたけど、失恋後のわけわからなさってこんなものな気もする。2012/09/12
春野桜子
4
最初は読むのをやめようかと思うほどつまらなかった。しかし、、、、最後は。コンプレックスを持つすべての人に読んでほしい。良かった。2014/01/01
ハニバニ
4
余計なお世話だけど、題名をもうちょっと変えればもっと売れそうな気がする。メルヘンクラブとかいいつつも、実は結構殺伐とした内面をもつ、彼氏にふられた女・マナベの物語。女子同士の微妙な距離感の描写とか、マナベの職場の人間関係とか細かいところもリアリティがあってツボだった。2011/12/10
spe03
4
別れても忘れられない元カレに夢で逢う話。自分には夢でまで叶えたい夢なんてあるだろうか。2010/06/26