内容説明
本当はどこまで戦えるのか?米軍幹部の証言満載。誰も書けなかった戦争のプロの評価。
目次
第1章 ソマリア沖海賊対策の真実
第2章 海上自衛隊の実力
第3章 弾道ミサイル防衛の実力
第4章 陸上自衛隊改造プラン
第5章 空自に新型戦闘機はいらない
第6章 戦前と変わらない国防システム
第7章 日米同盟の知られざる危機
著者等紹介
北村淳[キタムラジュン]
東京都生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、平成元年に渡米。情報システム管理修士ならびに社会学修士取得後、ハワイ大学ならびにブリティッシュ・コロンビア大学で助手・講師などを務める。満州事変勃発過程を通しての戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学でPh.D.(政治社会学博士)取得。専攻は戦略地政学、戦争&平和社会学、国家論。現在、Cubic Defense Applications‐Virtual Analysis Center米国海軍テクニカルアドバイザー、ならびにCentre for Navalist Studies取締役。バンクーバー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Fumi Kawahara
1
発刊が2009年。リーマンショックが2008年だから、①中国爆食で資源枯渇論がまだ姦しかった。②リーマンショックで米国衰退論が出てて、「好機到来」とばかりに中国が東シナ海・南シナ海でぶいぶいゆわし始めた頃であり、2011年の東日本大震災以前に書かれているってのがミソかな。もうすでに2016年。福島香織さんだか杉田水脈さんだか桜林美佐さんだったか、「日本は遅々として進まないわけじゃなく、遅々として進むんです」と言ってたけど、正に(・ω・)。この本で上げられている日本の国防体制の問題点が幾つか是正せれている。2016/02/11
寅次郎
1
シビリアンコントロールの真の意味を訓えられました。2009/06/29
ひろただでござる
0
集団的自衛権は行使しないが、米軍の庇護は期待する。非核3原則を掲げながら、米軍の核の傘にすがる、日本的「シビリアンコントロール」。自分の国は自分で守れるようにしなくては。2013/06/16