感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネロ
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こらはいろいろとお得な一冊です。賢治の代表作から、少しマニアックなものまで、たくさんのストーリーが詰まってます。媒体も、なんだか懐かしい感触の藁半紙。職場のデスクに置いて、たまに読みます。2011/12/31
神託技師
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下記に違和感を持たず入り込めば筆者の提示する世界を楽しめる。 ●20 世紀前半を感じさせる送り仮名の使い方。 ●動植物、鉱物(要するに万物)が感情を持ち、会話する世界観。 ●現実と夢がまじりあうような展開。 ●原稿飛び、未完決。 ●楢夫と慶次郎は何回出てくるんだ。 前々から、私心なきものが救われる(報われるではない)といった展開の多い作家というイメージがあったが、欲望や執着に囚われた者が破滅する展開も多いと今回気づいた。多くの短編が収録されているが、気に入ったのは「ビジテリアン大祭」2012/11/02
comcom
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擬人化技術と農業愛と信仰心。1ページの小さな出来事にも考えさせられる。2009/07/12