宝島sugoi文庫
バブル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796667104
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0136

内容説明

バブルはあれよあれよという間にやってきて、みんなが浮かれている間に通り過ぎていってしまったので、いったいなにが実際に起きていたのかよくわからなかったという人も多い。まして、当時を知らない若い人は、ITバブルで多少「似た感じ」を味わったかもしれないが、本書を読めばまるで規模が違うことを思い知るだろう。「一万円札が百円玉のように扱われてきた」ていう表現が誇張でもなんでもなかった時代の証言。

目次

第1章 あぶく銭
第2章 闇紳士愛
第3章 アウトロー魂
第4章 敗戦処理
第5章 怨念捜査

著者等紹介

田中森一[タナカモリカズ]
1943年長崎県生まれ。定時制高校を経て岡山大学法学部在学中の1968年に司法試験に合格、71年に検察官任官。大阪地検、東京地検特捜部などで活躍した後1987年退官、88年弁護士に転身。2000年に石橋産業手形詐欺事件の被疑者として、許永中とともに東京地検特捜部に逮補・起訴され、上告棄却となり服役中。自伝的著書『反転』(幻冬舎)がベストセラーとなる

夏原武[ナツハラタケシ]
1959年生まれ。大学を中退した後、アウトローな日々を過ごす。1993年より、別冊宝島などでヤクザ、詐欺などをテーマに本格的なルポの執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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go

3
「反転」を面白く読んだ人ならこれもめちゃくちゃ面白いと思う。裏社会とバブルのことについてさらに深く聞いている。都心の再開発にヤクザが果たした功績があるっていうのはわかる気もする。 p40 何ていうのか、やっぱりカネがあれば楽しいじゃない。 その通りだなと。2016/06/20

go

1
再読。やっぱり面白いんだけどね。田中さん亡くなったんだよな。何か悲しさが付き纏う。昔の感想読んだら、金が有れば楽しいとか書いてて自分の考えも大分変わった。今は金持ってても欲しいものないなーという感じ。2021/06/29

tsukamg

1
タイトルに惹かれて読んだが、元は田中森一氏の対談本。結果的に、バブル時代、金を動かす側の人々はどうであったかが、エピソードでわかった。田中森一『反転』を先に読んでから、本書に取りかかるといいかもしれない。2018/02/28

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