宝島sugoi文庫
食品のカラクリ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796665230
  • NDC分類 498.51
  • Cコード C0177

内容説明

回転寿司の激安ネタの「正体」、赤身を霜降り肉に変身させる「技術」、おかわり自由コーヒーが可能な「理由」、便利なカット野菜に不可欠である「演出」、“ビタミンC含有”の本当の「意味」…。誰もが口にする身近な食べ物の意外な真実と、食品業界の裏側。本書は安全な食への提言書とは異なるが、知られざる「食のカラクリ」を明かすことで、消費者にとって重要な「知る」ということの手がかりの一端を担う。

目次

第1章 「外食」のヒミツ(「そば」と「うどん」同じ値段の理由 立ち食いそば;「蓄養マグロ」まかりとおる 回転寿司のトロ ほか)
第2章 「コピー・加工食品」のカラクリ(食べ放題ガニはアブラガニ 「食べ放題」タラバガニ;そのほとんどは「白い植物油」 コーヒーフレッシュ ほか)
第3章 「食品添加物」の魔法(着色料と保存料の王様 漬物・梅干;タラコをピンクにする魔法の薬 タラコ・明太子 ほか)
第4章 「健康食品」の裏側(「レモン○個分」の正しい読み方 ビタミンC;やせるには何百リットルも必要 減肥茶 ほか)
第5章 「日本の食卓」の舞台裏(「オーブンにアスベスト」報道 毎日食べるパンは大丈夫か;知れば「もどき」と片付けられない「コピー食品」の開発物語 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろいも

4
食品の裏側という本にも同じ内容がある、筆者が違うどいうことはこの事実は実際にしんじても良いというのがけっこうあった。食品添加物や加工業者も日々変わってるため、新しいバージョンを読みたいのだが、最近は健康志向に気をつかい、よくアップされたりしてる為、ネットでチェックするのだが、相変わらずネギトロは前と変わらずネギトロではない。⚪︎⚪︎⚪︎+赤身=ネギトロ2015/08/29

sawa

4
★★★★☆ 添加物とはいえ、認可されてるものなら少し位食べたって大丈夫なんて思ってたけど、後書きを読んで怖くなった。タラバガニがアブラガニだったり、ししゃもがカペリンだったり、ヒラメがカラスガレイだったりするのはまだいい。油で作ったイクラ、大豆カスを詰めた餃子、乳脂肪の全く含まれていないコーヒーフレッシュ、肉を柔らかくする薬剤を注射した牛肉、漂白した蓮根。怪しそうな加工食品は回避できそうだが、原材料の段階で添付されていたらどうすればいいのか。ああいやだ。(図)2011/08/20

かめかめ

0
食品添加物や薬剤による食品処理について詳しく書かれています。食生活が不安になるほど具体的に書いてあります。  最も衝撃的だったのは、ある食品会社の社員が、3歳の娘の誕生日会で食卓に出た自社製品(ごく普通の食品)を見て、あわててその皿を手で覆ったというくだりです。この社員はこの事件があったために会社を自主的に辞めたそうです。  いわゆる「健康食品」にも大きな問題があります。それは「食べても飲んでも健康になれない」ことです。歴史を振り返ってみましょう。 1975年 紅茶キノコ 1976年 クロレラ 192009/04/17

あとぅーし

0
食品添加物をどうとらえるか。 たぶん現代で食品添加物が0になったら、食品のコストは一気に跳ね上がるのではないだろうか。 食品添加物の歴史として、企業利益を優先された悪質なものもたくさんあったとは思うが、それとは別に、科学の力で食品をより身近にしたものもあるであろう。 食品添加物=「悪」という考えはナンセンスだと思う。むしろ科学の発展により、より安心安全な食環境ができることを願う。 もちろん悪質なものはどんどん取り締まって欲しい。2021/01/31

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