宝島社文庫
黒と白の殺意

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796665186
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「殺し屋」の異名を持つ天才プロ囲碁棋士・椎名弓彦は、対局で訪れたホテルで日本囲碁協会理事・大村の死体を発見する。容疑者はビジネス上の付き合いがあった弓彦の弟・直人。大村にリベートの増額を要求されたことが動機ではないかと疑われていた。弟の無実を信じる弓彦は、直人の会社の経営者・桐山の協力を得て調査を始めるが、事件の裏に潜む思いもよらない事実を次々と発見してしまう。

著者等紹介

水原秀策[ミズハラシュウサク]
1966年、鹿児島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。不動産会社勤務、衆議院議員秘書(公設第二)などを経て、第3回「『このミステリがすごい!』大賞」大賞受賞、『サウスポー・キラー』(宝島社)にて2005年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

83
囲碁棋士が主人公。ルールもわかっていない囲碁を知っていたらもっと楽しめたんでしょうが・・・。真相はつらいなぁ。2018/02/23

すたこ

37
★★★★囲碁には興味も知識もないけど、面白く読めた。ミステリーとしては、ちょっと物足りない感じだったけど、囲碁の世界感や対決の迫力に魅力があり、一気に読み進められた。場面転換が多く、途中混乱したりしたけど読みやすくて、推理部分も面白味が増していた。私的に意外な結末もあり、囲碁の勉強にもなり、魅力的な一冊だった。2015/07/31

BUBI

5
囲碁好きには、いろいろと面白い本。ミステリー自体はそれほどでもないですが、囲碁好きな私は読んでよかったです。最後の一局以外、対局シーンが省略されてるのが残念。まぁ、囲碁を知らない方のためには仕方ないのですが。2015/05/25

へいがぁ

3
囲碁の話はほとんど理解できませんでしたが、それなりに面白く読めました。ミステリーとしては少し弱いように思いました。2015/12/01

なぎ

3
読んでてふとヒカルの碁を思い出しました、懐かしいな~。ストーリー自体は可もなく不可もなく。主人公が大人な上に冷静なタイプなので淡々とストーリーが進んでいく印象。殺された大村が変態過ぎて呆れた…。どこまでも囲碁バカな蒲生と主人公、ここまでくると微笑ましいですね。でも蒲生の言う通り啓太の才能は勿体ないよ…。弟の言葉を考えると蒲生は主人公が思ってる以上に主人公のことを評価してるんでしょうね。結局のところ仁美は主人公ではなく弟の方が好きだったのかな?主人公は桐山さんにしとけば良かったのに。2014/10/10

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