宝島sugoi文庫
「救い」の正体。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796665025
  • NDC分類 169.1
  • Cコード C0114

内容説明

オウム真理教事件を契機に、カルトやマインド・コントロール、あるいは洗脳という言葉を頻繁に耳にするようになったが、カルトにはまる人やそれを救おうとする家族やカウンセラーの実態を追うと、現代の日本が抱えている「病巣」が見えてくる。「家族崩壊」、「父性の喪失」、「児童虐待」、「居場所を求める若者たち」…いま日本が置かれている社会のありように迫る、迫真のドキュメント。

目次

プロローグ 「カルト」とは何か。あるいは、「カルト現象」をどう見るか?
1 グル誕生!(検証!ライフスペース「ミイラ事件」―自己啓発のセミナー屋さんは、いかにして「定説」主義のグルとなったか;高橋弘二さん、早く「グルの夢」から目覚めてください)
2 「世界の終末」と「人類救済」を希求する人々(有名大学の学生たちはなぜ親鸞会にハマったか?―親鸞会はカルトか、伝統仏教か?;エホバの証人を持つ家族の悲劇―これが巨大カルト、ものみの塔の洗脳術だ!;教祖は法廷でどう裁かれたか―福永法源「法の華」裁判傍聴記;顕正会―仏教ラディカリズムの嵐;最初の伝道師・西川勝氏(74歳)が語る―統一教会よ、なぜ“堕落”してしまったのか!)
3 家族崩壊とカルトの傷(脱会カウンセラーの現場から―ドキュメント「救出」;児童虐待と解離性障害―子どもを殴るカルトの親たち;夫婦関係を「法の華」に引き裂かれた夫の慟哭―奪われた家族の絆;エホバの証人の妻を持つ夫たちの苦悩;「イエスの方舟」事件再考―私は、嘘の家族は崩壊したほうがいいとさえ考えています;座談会“人はなぜ、カルトにハマるのか?”―彼女がカルトをやめた理由)
4 カルトの構図(「麻原彰晃」というカリスマの求心力―「自分探し」から「トラウマ探し」、そして「トラウマ作り」へ;カルトと知識人―今でもヤマギシ会を評価されますか?;宗教ジャーナリスト座談会―「反カルト」も「カルト」じゃないの?)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ノベ アツミ

1
マイナスのパワーに疲れました。2009/02/14

boutiquekouichi

0
改めて再読すると、「「反カルト」も「カルト」じゃないの!?」が特に印象的だった。「‥破防法かオウム擁護か、〇か×かしかない。そんなやり方であっても、カルト問題はなんにも解決しないぞ‥」憲法9条問題では、護憲か改憲かの2択に縛られるのは愚の骨頂!と言っていたわたし自身も、カルト宗教問題ではうっかり2択になっていた。王国会館建設における住民の攻防戦にしろ、確かにそうだ。だが本音を言うと、エホバにしろヤマギシにしろ、こんなカルトに子どもを巻き込むな!国はがんがん介入しろ!と思ってしまう。難しい‥。2011/12/06

hk

0
新興宗教団体の闇の部分に恐怖を感じつつも、”反カルト”という考えを持つ人間が集まる”カルト”にならないように気を付けたい。2010/04/16

mittsko

0
ジャーナリズム世界周辺の「カルト」論 訴訟可能性が緊迫感をうむ2010/04/12

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