宝島社新書
日本人の美徳―誇りある日本人になろう

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796661201
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0236

目次

第1章 価値観と私らしさ
第2章 日本人が忘れつつある大切なこと
第3章 大人が子供に伝えるべきこと
第4章 歴史の中の日本人
第5章 読書と言葉
第6章 仕事と夢
最終章 旧きを知り、新しきを目指す

著者等紹介

櫻井よしこ[サクライヨシコ]
1945年ベトナム生まれ。新潟県立長岡高等学校卒業、ハワイ州立大学歴史学部卒業。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙東京支局員、アジア新聞財団『デプス・ニュース』東京支局長、日本テレビ『きょうの出来事』ニュースキャスターを経て、現在フリージャーナリスト兼、国家基本問題研究所(国基研・JINF)理事長。1995年、『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』で第26回大宅壮一ノンフィクション賞受賞、1998年、第46回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kikuyo

27
「誰かが口うるさく言わないとわからないこともある」「はしたないことはしてはいけない」。櫻井さん自身が語りかけてくるよう。櫻井さんの姿がありありと浮かぶ。 「本は著者が調べたり発見したり、感じたりしたことについて精魂こめて書いたもの、本は読ませて頂くという気持ちで読みましょう」。現代社会では価値観の多様化といった動きにかき消されてすっかり忘れられている「美徳」。普段は気にもとめなくなってしまった。美しさ、奥ゆかしさ、凛とした強さをどうすれば忘れないようにできるだろうか…。2016/10/06

roomy

16
ライブラリー本。「英語教育は日本語を完璧にしてからは」どうかな〜と思う。英語の発音は遅くても15歳までには聴いてないと正しく発音するのは難しい。文法は努力次第でどうとでもなると思うが、発音に関しては舌が思うように動かないことを海外生活で実感している。「名前を呼び合う夫婦」は大賛成!パパ、ママと夫婦同士で呼び合うのは日本ぐらいではないでしょうか。笑 海外でもそうやって夫のことをパパ〜と呼ぶ日本人ママをみて旦那は変な顔をしてどうして?と質問されるので彼女の両親がそうだからと答えました。読んでためになる本。2012/09/05

佐治駿河

8
私はこの本の内容が嫌いではありませんが、ゆとり世代やZ世代には受け入れられない方々が多数いるのではないかと思われる内容です。核家族化が進む現代ではあまりなじみがない物かもしれませんが、私も田舎育ちなので3世代で生活していたので祖父母の教えは私の中で生きていることを実感して現在も日々を過ごしています。一概には言えませんが、これまでの私の人生で接触してきた多くの人たちの中で、家族構成が多い家庭で育った人の方が他人の意見を尊重したりより広い視点で物事を考えてくださる方が多かったです。2024/02/16

アルパカくん

8
櫻井さんの著書を手にしたのは初めてでしたが、人柄が伝わりよかったです。 美しく、誇りを持った生き方はすばらしいと素直に思います。現実はなかなか理想通りにいかないかもしれませんが、こうありたいという理想像を皆が共有する必要はあると感じました。 優しさと強さを持った女性だと思います。2018/05/17

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

8
【心の琴線に触れた言葉】それでも、本はたくさん読んでほしいと思っています。本というものは、著者が全精力を込めて書いたものです。調べたこと、発見したこと、感じたこと。さまざまなことについて一人の人間が精魂こめて書いたものだといえます。他人の貴重な考えや、仕事や人生についての著作を数百円、単行本でも千円台で手に入れられることの驚き。私は本を読む時、「読ませていただく」という気持ちになります。反対に著者としては「読んでくださって本当にありがとう」という気持ちになります。2013/11/20

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