内容説明
“偉人たちの悩みと失敗”から学ぶ物理学！アリストテレス、プラトン、コペルニクス、ケプラー、ガリレイ、ニュートン、デカルト、ベンジャミン・フランクリン、ボルタ、ウェーバー、ローレンツ、ファラデー、マクスウェル、アインシュタイン…たちは、何を悩み、どんな失敗をしたのか！？「物理は面白い！」を実感！マンガや解説図解を満載！文系人間にもわかる物理の世界の楽しさ。
目次
第１部 天と地を結びつけたニュートン力学（アリストテレスの偉大な誤り；放物運動をめぐる攻防（媒体説から駆動説へ）
地球から太陽、円から楕円へ
落下法則の謎解き
天と地の統一（ニュートンが開いた物理科学の世界））
第２部 電気と磁気の世界―場の世界の創造者たち（先人たちの感じた電気と磁気；電気・磁気、精密科学への道；電気と磁気の統一物語；場の概念の誕生から完成まで）
著者等紹介
山下芳樹［ヤマシタヨシキ］
１９５３年、滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高校教諭、弘前大学、広島大学大学院教育学研究科教授を経て、立命館大学産業社会学部子ども社会専攻教授。理学博士。その間、テネシー州立大学招聘教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おおにし
11
力学を学ぶためにニュートンの運動の法則が誕生するまでの物理学史を辿るのは正しいアプローチだと思う。高校の教科書ではこういうイントロなしにいきなり運動の法則を登場させるから、多くの高校生が物理嫌いになってしまっていると思う。この本、宝島社からではなく、講談社ブルーバックスから出版されていたら、もっと話題になったのではないか。2013/06/25
壱萬弐仟縁
1
マンガや図が豊富にあり、ほどよく問題もあるので、教科書よりもとっつきやすい。文系の人間でも読んでみたくなる内容がある。検定外という意味では、参考書という位置づけも可能なのかもしれない。2012/08/31
