内容説明
本書は、新渡戸稲造が1900(明治33)年にアメリカの出版社から上梓した『Bushido』の序文と本文17章の中から各章の中心となる段落をピックアップし、単語の意味、英文の読み解く上でのヒントと日本語訳をつけています。
目次
BUSHIDO其の1(私に物事の判断基準を教えたのは武士道であった;武士道は日本の象徴である桜と同様に我が国固有の華である ほか)
BUSHIDO其の2(義とは、失った楽園を取り戻すために歩むべき、まっすぐな狭い道である;生きるべきときに生き、死ぬべきときに死ぬことが、真の勇気である ほか)
BUSHIDO其の3(真実や誠実さを欠く礼儀は見せかけだけの茶番である;洞察力のある人なら、富の構築と名誉がイコールでないことがわかるだろう ほか)
BUSHIDO其の4(武士は、信条が人を救うのではなく人が信条を正当化すると信じていた;倹約は、経済的理由からでなく節制の実践のためであった ほか)
BUSHIDO其の5(妻を誉めるのは自分の一部を誉めることであり、悪趣味である;日本の知性と道徳観はすべて武士道が作り上げてきたものである ほか)
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862年、現在の岩手県盛岡市に生まれ、9歳で養子となり東京へ出る。札幌農学校卒業後、アメリカ、ドイツへ留学。農学、経済学などを学び、札幌農学校教授を皮切りに、京都帝大・東京帝大教授、東京女子大学初代学長などを歴任。1920年、国際連盟設立時には事務局次長としてジュネーブに6年間滞在。1933年、71歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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潔子
かみかみ
ぴのぴのこ
マイチ
hikarunoir