「家族力」がうつから救う!―ともに戦う「患者と家族」60のケース

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796651660
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0077

内容説明

家族が元気になれば「うつ」は回復する。家族の知恵60。

目次

第1章 よくある「うつ家族」の誤解(私のうつ家族体験―その病気は「眠れない」から始まりました;よくある家族の誤解1―うつ病は「気合」で回復すると思っている ほか)
第2章 「うつ家族」の心構え(私のうつ家族体験―私も子どもも、うつ病の夫を恐れました;「うつ家族」の心構え1―「病を憎んで、心を憎まず」 ほか)
第3章 「うつ家族」が抱えやすい問題(私のうつ家族体験―家族が共倒れ。燃え尽きてしまった;家族が抱える問題1―ゴールに近づいている実感が得られない ほか)
第4章 今すぐ役立つ!「うつ家族」の改善アイデア20(私のうつ家族体験―もう食事なんか作りたくない;改善アイデア1―「温かな無関心」で接する ほか)
第5章 社会復帰へ。「うつ家族」の最後の一歩(私のうつ家族体験―無理な職場復帰ですべてを失った;家族と一緒に最後の一歩1―回復期に入ったらカウンセリングを検討する ほか)

著者等紹介

山口律子[ヤマグチリツコ]
1988年東京都特別区入庁、都内の保健所に7年間勤務する。95年MDA(Mood Disorders Association of British Columbia Canada)にてレジデント研修。家族心理教育プログラム、気分障害の心理教育プログラムを学ぶ。96年米国サンフランシスコのヘイトアシュベリーメディカルクリニックにて在宅AIDSケア、薬物依存ケアプログラムレジデント研修。その後、米国(財)野口医学研究所、横浜市総合保健医療センター精神保健部リハビリテーション科精神科デイケアに勤務。2001年MDAを設立。うつ・気分障害の当事者と家族の支援活動を始める。現在、日立キャピタル損害保険株式会社メディカルアドバイザー室長。うつ病学会評議員。保健師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ooo

11
鬱病の患者を持った家族の体験談集。多くのデータを元に、鬱病の患者の家族が意識すべきことがまとめられています。家族が共依存に陥ってしまうと、鬱病患者の回復は望めなくなる。なぜなら、必要とされることに自分の存在価値を見出だした鬱病患者の家族は、無意識のうちに患者の回復を邪魔するからだ。その上、共依存に陥った鬱病患者の家族は、何かきっかけがあると、一気に患者から離れようとする。鬱病患者の自殺率は10%。取り返しのつかないことが起こる前に、正しい知識を身につけることが大切。2014/03/04

4fdo4

3
色々と鬱病に関する本を読んだが 本著はその中でもかなり参考になる本。 著者は医師ではないので 患者の家族という目線で鬱を見れる。 いい本だと思う2015/09/22

ジャスミン

0
リアルな?実例が掲載されていてわかりやすかった。 家族がうつ病っぽかったので読んでみた本。2015/02/08

アマテラス

0
当事者に対する、家族の接し方・言葉の掛け方の基本を紹介している良書。 MDAの活動をもっと各地で行ってほしいと切に願ってしまう。

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