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サウスポー・キラー

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784796644587
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人気球団オリオールズの左投手・沢村はある日、自宅マンションの前で見知らぬ男に暴行を受ける。男は「約束を守れ」と謎の言葉を残して去っていった。なぜ自分が暴行されたのか心当たりがまったくなく、戸惑う沢村。その後球団には、沢村が暴力団と癒着しているという告発文書が送りつけられる。一方マスコミには、彼が八百長を行っているという告発文書が同一人物から送りつけられ、彼は結局、自宅謹慎処分を受けてしまう。はたして彼をワナにはめたのはいったい誰なのか?その目的は?四面楚歌のなか、沢村は自分をはめた人間に対して戦いを挑むことを決意する。そして彼がたどり着いたのは、周到に計画された恐ろしい陰謀だった。『このミステリーがすごい!』大賞第3回大賞受賞作。

著者等紹介

水原秀策[ミズハラシュウサク]
1966年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。不動産会社勤務、衆議院議員秘書(公設第二)などを経て、現在は塾講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

46
第三回このミス大賞作品。その当時は確かにプロ野球界で一番人気であった 某球団 そして某新聞社 がモデルなんだろうなぁと、、、野球界の裏事情 まあ本当かどうかは判らないけど あーそうかも、、、と納得できる書き方で 野次馬根性を満足させて貰った。たーだ なーんか物足りない、、、うーん 血だの汗だのが実感として伝わって来なかったかな、、、 2017/08/08

horihori【レビューがたまって追っつかない】

16
第3回『このミステリーがすごい!』大賞受賞 人気球団の若手サウスポーが主人公。 突然、巻き込まれた八百長疑惑の真相を暴いていく。 野球のコトを知らなくても、読み込める作品。 私は、アンチなんでかなり面白く読めた。 難を言えば、犯人が途中で解かってしまうのが残念。 2008/10/10

ペトロトキシン

14
モデル球団は誰が読んでも読売ジャイアンツ。巨人ファンじゃなくても、監督が長嶋だというのは解るけど、その他のモデルが誰に該当するのかは残念ながら巨人ファンじゃないので分からない。インテリっぽい主人公は桑田真澄を当てはめれば良いのかな?昔の巨人とセ・リーグひいてはパ・リーグの関係性が、そういえばこんなんだったなと懐かしい感じがする。それにしても、アイツは途中まで良い人感を醸し出していただけに、終わってみればクソみたいな奴だったな。2016/06/26

乱読999+α

10
プロ野球を舞台にしたハードボイルド小説。犯人 黒幕についてはすぐに推理できミステリィとしてはやや弱いが、それよりも主人公のキャラクター際立ちかっこ良すぎて、弱さをカヴァーしてもあまりある。軽妙な語り口、洒脱な会話、いいですね。充分にスポーツ小説としても楽しめます。只、最後の犯人との対決、別れのシーンは蛇足かな?2014/07/01

やまこ

9
野球界での死人が出ないミステリー。でも犠牲になるのは選手自身の選手生命なので緊迫感はなかなか伝わってくる。未経験者の私もなかなか楽しめたけど、野球経験者や野球チームのファンとかは物凄く楽しめるのでは。ただ、ちょっと、トレーナーをトレイナーとあったり、トレーニングをトレイニングと書いてあるのは気にはなってしまった。2015/10/09

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