内容説明
敵地アメリカでの裁判、反日感情の陪審員、80人の敵弁護団、60億円の訴訟費。理不尽な米国企業の訴訟に蒲郡の一企業が立ち向かった。いかにニデック(蒲郡市・光学メーカー)は闘ったのか。
目次
第1章 襲う告訴の嵐
第2章 閉ざされた和解への道
第3章 異常なる弁護士社会
第4章 連戦連勝
第5章 たった七人の旅立ち
第6章 日本が知財立国へとるべき道
第7章 日本が抱える特有の医療事情
著者等紹介
加藤鉱[カトウコウ]
ノンフィクション作家。1953年愛知県生まれ。立教大学法学部卒業。経済誌記者を経て、1992年香港で日本語オピニオン誌「サイノエイジア・ファックスライン」を創刊、同誌編集発行人となる。現在、東京、香港の2拠点をもち、経済分野を中心に独自の視点で取材、執筆活動を続けている
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