内容説明
「任侠より愛嬌」をモットーとする九州最大のヤクザ組織の大親分がしたためた抱腹絶倒の福岡/遠賀川・川筋気質エッセイ。犬、猫、猿、小鳥、金魚、鯉、亀、ポニーに猪を飼う無類の動物好きにして、ジェットスキーやパワーボードなどスポーツに興じ、水墨画や篆刻にも才能を発揮する。親分の身辺で遠賀川仲間や若い衆たちが繰り広げる「毎日が事件」の日々。面白うて、やがて哀しき味のある随筆。
目次
溝下アニマルランド(まっこと、あぶない奴ら;獰猛可憐な原住民;面白うて、やがて哀しき)
平成筑豊反抗節(遠賀仲間症候群;病は飢から;重症病院;蛇蝎のごつ)
月日は百代の侠客にして(さらば愚連隊;どまぐれの忠告;密かなる親父の愉しみ;九州のライオン)
危うし、小倉の玉三郎(看守感激;喰えない男たち;お先に御免)
身も心も凍りつく?再会(神岳村怪快事件;どもならん;笑い転げて日が暮れて)
感想・レビュー
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