内容説明
なぜ「中近東」は「紛争の地」なのか?日本人にはわかりにくい宗教紛争の理由を解説。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教をめぐる大疑問がいっきに氷解。
目次
第1章 「疑問」を解く鍵は『旧約聖書』にあった!(同じ「聖書」といっても『旧約聖書』は本当はキリスト教の正典なんかじゃない?;日本人にとっては八百万人もいる神が、西洋人にとってはたった一人だけって本当?;西洋人の信じている「神」は、実は中東のすごくローカルな神でしかない?;「日曜日」は、キリストが生まれるはるか以前の、紀元前から決まっていた? ほか)
第2章 『新約聖書』がわかれば、世界が見えてくる!(『新約聖書』はユダヤ教未公認の、キリスト教だけにしか通用しない「聖書」?;「福音書」の内容はほとんど同じなのに、わざわざ四種類も作ったのは、なぜ?;キリストのあの哀しげな顔も細い身体も、西洋の芸術家たちの想像の産物でしかない?;イエス・キリストも十二人の弟子も、また、あの「ユダ」もユダヤ人だった? ほか)
著者等紹介
神辺四郎[コウノベシロウ]
1946年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社編集部勤務を経て、1971年に独立。編集プロダクション代表を務めるかたわら、制作集団「ランダムプレス」を主宰している
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