宝島社文庫<br> ブラックバスがメダカを食う

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宝島社文庫
ブラックバスがメダカを食う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796621106
  • NDC分類 468
  • Cコード C0136

内容説明

「メダカが絶滅するかもしれない?」日本の湖沼河川の生態系に壊滅的な打撃を与えた外来魚ブラックバスが、密放流され全国に広がるまでの経緯を丹念に辿り、その問題点を鋭くついた本書は、発表以来大きな波紋をよんだ。バス問題は決して釣り関係者だけの問題ではない。公共の財産である自然の急速な崩壊を前に我われは何をすべきか。バス問題を正しく理解し、ともに考えるための増補・改訂版。

目次

第1章 ブラックバスのいる日本の自然は不自然
第2章 ブラックバスが日本を制覇するまで
第3章 それぞれの湖や川で、何が起きているのか
第4章 バス密放流の上に築かれたバス釣り業界
第5章 「バス釣りの常識」を見直してみよう
第6章 生態系から考えよう―これから何をしたらいいのか
エピローグ 山場を迎えるブラックバス問題―文庫版のための追記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

1
ブラックバス問題のお勉強。本書で一番影響を受けたのは、釣り人に対する見方。今までは、魚や水流といった自然を相手に独り飄々と佇む趣味人、とほっこり眺めていた。しかし、バス問題での剥き出しのエゴ、キャッチ&リリースという自己撞着、そして悪びれず繰り返す密放流を知ってみれば、彼らもただの生臭い人間だった。一方で、著者の環境原理主義者ぶりも気になるところ。異なる河川間の魚の交配を反自然と言うなら、人間の国際結婚にも反対なのか?また人工による環境変化だけでなく、台風や地震による環境変化もあるが、それはどうなの?2015/05/23

yamakujira

1
特定外来生物として駆除が叫ばれるブラックバス。在来種への悪影響をはじめ、違法放流の実態、食用利用の挑戦など、ブラックバスにまつわる問題点をするどくえぐる。(★★★☆☆)

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