宝島社新書<br> 真説・写楽は四人いた!

宝島社新書
真説・写楽は四人いた!

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796617567
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0221

内容説明

「写楽」は彼らの“プロジェクト”だった!アニメ世代の新鋭評論家が大胆に推理する「写楽の謎」の謎。

目次

プロローグ 謎だらけの浮世絵師・東洲斎写楽
第1章 写楽をめぐる五つの謎
第2章 史料に見る写楽
第3章 「写楽」が誕生した時代
第4章 諸説紛々「写楽」とは誰だ?―「写楽別人説」から「工房説」まで
第5章 「写楽プロジェクト」の正体

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

舟華

4
20年くらい前の書籍なのでこれよりも後にいろいろな説が出ているかもしれないのは承知の上で読んでみました。だって「写楽は四人いた」ですよ。というわけで写楽四人説を説いているのですが「これは四人説と言っていいのかな?」という感情になりました。説としては面白いんだけどね。出版当初に読んだら新しいと思えたのかもしれません。個人的には比較にオバQを持ってきたところが一番好きでした。2023/05/02

1
東洲斎写楽の謎解き本であります。通説の斎藤十郎兵衛説に疑問を呈し「写楽プロジェクト」の真相を考察するのですが、この種の本にしては驚くほどに穏当かつ手堅い内容。浮世絵は芸術ではなし、大衆文化。『オバQ』『タイガーマスク』等々、昭和の漫画やアニメの製作事情を参照にしながらの写楽論が抜群の面白さで、浮世絵が決して絵師個人の創作行為ではないということを教えてくれます。浮世絵の知識についても初歩から教えてくれる親切設計。ただ謎解きせんがための謎解き、突飛なこじつけ解釈はないので、結論は地味です。星4つ。2014/07/29

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