内容説明
ダサイタマなんて誰が言った。都市化の裏で進むカゲキな“緑の逆襲”、あるいは職人の伝統の技・武州バロックなど路上観察の名人たちが発見した珍怪なる“お宝”500点を珍怪なる大放談と共に開陳。好評山形、香川につづく全国路上行脚「新風土記」シリーズ第3弾。
目次
かくもカゲキな緑たち
擬木の黙示録
われら人道主義を訴う
路上は超芸術の玉手箱
路上に宿る「魔除け」と「招福」たち
“味な街”には“味な建物”がある
現代「浮き世風呂」考
武州バロック―素晴しき職人たちの伝統芸
武州の狛犬たち―その性格と生態
懐かしい時間の封印を解く
にぎやかな路上の語り部たち
路上的埼玉改造法私案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
80
★★★★路上探索学会員が、サイタマの路上で見つけた日常をスナップにおさめ、ソレをつまみにパネラー達が、喧々諤々…な訳が無くwワイワイガヤガヤ何とも楽しそう。それもその筈、そうそうたる面子である、赤瀬川原平・林丈二・杉浦日向子・南伸坊・松田哲夫等など…面子だけでは無くて、スナップも侮れない。タイトルを1部紹介すると「お化けのセックス」「平和なガンショップ」「盗られるな過激派に」二度見三度見必至のスナップの数々。このスナップの諸々が路上に転がってる「サイタマ」チョー面白かった。2015/10/26
しんこい
0
観光地以外にも面白いものは沢山あるんだな、と思います。 この本が出てすでに20年近く経ち、今も看板や彫刻、そのほかどの位残っているんでしょうか?2010/07/25