内容説明
各界最高の有識者を総動員し、大川隆法主宰先生の著作百五十冊を徹底解剖。巻末には「幸福の科学」の天敵、宗教学者、島田裕巳の大川隆法への最後の手紙を収録。
目次
マンガ 大川隆法平凡からの出発
年譜 大川隆法主宰先生亀のごとき半生
大川隆法の霊言 神理百問百答
第1幕 大川隆法主宰先生の基礎知識
第2幕 大川隆法先生VS聖書・教典
第3幕 大川隆法主宰先生の「霊言集」の証明
第4幕 大川隆法主宰先生の「偉大なる常識」
第5幕 大川隆法主宰先生の「他宗派撃滅法」
第6幕 大川隆法主宰先生、人生の王道を語る
第7幕 大川隆法主宰先生の愛と性の讃歌
第8幕 大川隆法主宰先生の「本心」
中川君への最後の手紙―大川隆法という「裸の王様」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
daiyuuki
14
ジャーナリスト米本和広が大川隆法の教えを霊言集のスタイルで批判したもの。大川隆法の霊言集は基本的事実や常識に対する誤認が多い(内村鑑三は実際には日清戦争に賛成していたのに、反対しているなど)、ネタ本からのパクりが多い。おまけに「瞑想の極意」という本では、座禅や呼吸法については書いてなく体重を増やせば良いと爆笑ものの内容。霊言集の根っこにある障害者女性差別思想までも明らかにした、幸福の科学信者脱洗脳本です。2016/06/04
臓物ちゃん
3
「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね。人の守護霊を「降霊」しようとするって事は、逆に「降霊」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…」てな感じに最近話題の教祖様が逆召喚されちゃう宗教批判本。四半世紀以上前の本で、当時は呼べる霊のヴァリエーションも少なくキャラが3パターンくらいしかなかったのかー。しかし「幸福の科学の仏教知識の間違いを最初に指摘したのはオウム真理教」というのは大いなる歴史の皮肉すぎて震える。そうかこの本が発売時にはまだ事件は……ヒエッ!オススメ。2017/02/19
acuto
2
出版当時はともかく、今読むと主題以外の部分で色々と危険な要素がてんこ盛りなのがヤバ過ぎる。何が一番ヤバいといえば比較対象としてあの集団が肯定的に書かれている辺りが…。まあ当時はあそことニコイチ的にTVとかで扱われていた訳ではあるんだけど…。こんな感想を書いている自分もヤバいんじゃないかと背中に走るものが。どうでもいいけどこの文で何回ヤバいと書いてるんだ俺。2011/10/29
kera1019
1
コミカルで読みやすいし、大川隆法主宰先生に対する疑問も感情的にならず、わかり易く解説されてる。この一冊を読んだだけで大川隆法主宰先生を否定する事は出来ませんが会員さんは幸福の科学の何に帰依して活動するのか却って気になる。2013/01/28
澤水月
1
940830
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- 和書
- 評伝ゴールデンボンバー