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内容説明
最近、手術患者の取り違え事件、消毒液の静脈注入による患者の死亡事件が続発し、社会の人々の関心は一段と厳しいものがある。これらの事件と同様な事件は過去にも数回あり、多くの教訓を医療従事者に与えたはずである。また、ナースも努力しているはずである。しかし、医療現場で生かされないのはなぜだろうか。この疑問に答えるのが本書である。本書が、1つでも医療事故を少なくする一助となれば幸いである。
目次
分娩経過の観察と胎児仮死
虫垂炎手術での麻酔ショック
高圧酸素治療中の静脈点滴
鎮痛剤によるショック死
交通事故患者の救命救急センターによる診療拒否
子宮破裂と新生児仮死
救急入院患者の診療不備による死亡
上腕骨折部手術後の感染
喘息患児の呼吸不全による死亡
鳴らなかった人工呼吸器のアラーム〔ほか〕