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内容説明
恵渡に幕府が開かれて約百年余り。第八代将軍を務めるのは七條光彬。その妻となるべく西の都より輿入れをしてきた御台所は息を呑むほど美しく妖艶で、まさに大輪の華。だがその麗人は―紫藤純皓と名乗る男だったのだ。様々な困難を乗り越え、名実ともに夫婦として添い遂げたふたり。光彬の幼弟を跡継ぎに据え、幕府体制も整ったはずだった。しかし幕閣たちは「光彬の種」を残すべく、宮中より「御台所の相談相手」と体裁を取り繕った、実質上の側室候補を送り込んできて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
14
シリーズ読み。面白いんだけども、時代物が好きなのがでてるので、BL感がかすむような気も…。登場人物紹介が欲しくなりました。増えたな~~~2018/05/31
だむ
12
シリーズ③。光彬、側室候補をあてがわれるの巻。②から3年後。純皓とは変わらずアツアツな日々を送っている光彬だったけれど、幕臣に巧妙に仕組まれ側室候補を受け入れざるを得ない苦しい状況に…。でも純皓との関係は微妙になるどころか更にがっつりエロラブになっていくのはお約束♡純皓最強♪閨でのあれやこれやを堪能させてもらいました♡呪いの絡んだ陰謀も無事に解決、側室候補の姫君も好いた相手を見つけたようだしめでたしめでたし。それにしても縄目の跡の痣って…門脇は咲にどんなことされちゃってるの~?2021/03/19
みずほ
11
★★★★☆ シリーズ3作目。この二人の場合関係が鉄板なので、側室だなんだといっても、読者側も危機感ゼロである。富貴子どうすんだろと思ったら、鶴松とくっ付ける手があったのね。男女でくっつくとむしろ新鮮なのが怖いわ。陰陽師とかいうと古代日本の公務員というイメージだけど、ここでは呪詛使って将軍である光彬を殺そうとする。あとがきによればまだこのシリーズは続くらしい。宮緒さんの腹黒攻も光彬みたいな男前受も好きなので、このシリーズはもう少し追ってみたいと思う。相変わらず小山田さんのイラストは秀逸です2018/07/12
tanya
11
なんだろう⁈安定した2人なので側室云々といわれても純皓がどうにかするだろうなと思ってしまう。今回上様の活躍が大きいが、「八虹」の純皓の活躍も見たいなぁと。イラスト秀逸。サラッと読了。2018/06/22
cikorin06
9
三年後?あれ?「鬼と剣」抜かしてました↓。残念。時代劇ドラマを見ているようで、大変楽しく読了しました。光彬が男前でマジかっこよかったです。あー!これから遡るのか~、失敗したよ。早く予約しよう。2018/11/09